久々に水彩で絵を塗った。
この時間にnoteを更新するのも、最近は習慣となりつつある。
今までは夜遅くにならないと一日を振り返られなかったが、今は薬の眠気覚ましに色々やっているからこの時間でも何かしら書くことができて良い。
昨晩、私の好きな漫画家さんがツイッターでゲリラの生配信を行った。あまりにも突然かつ予告もなしに始まったので大変驚いたが、最初から最後まで見ることができた。
内容は、音声無しで、カラーイラストを水彩で着色していく配信。
先生のカラーイラストは本当に素晴らしく、いつも週刊誌(チャンピオン)のアンケートにも先生のイラストへの感想を描いてしまうほどだったから、塗りの工程の配信はずっと見てみたいと思っていた。
さて、実際に見てみると。
感動した。
とんでもなく絵が上手い作家さんなのは知っていたけど、アナログの色の塗り方が、尋常でなく、上手い。
思わず前のめりになってパソコンの画面に齧り付いて1時間20分丸々見続けてしまったほどだった。
私はすぐに影響を受けるタイプだ。
私も先生みたいに水彩で絵を描いてみたいと思った。
普段私は、デジタルで絵を描くか、アナログなら色鉛筆と筆ペンを用いて絵を描いている。
わざわざ絵の具を持ち出してきて描く、ということは日常的にはしない。時々「描きたい!」と強く思った時にのみ風呂場に絵の具や筆を持ち込んでザクザクと絵を描く。
根本的に絵を描くのが好きなのもあるが、わざわざお風呂場に画材を持ち込んで好きなように絵を描くというのは、ピクニック気分が味わえて楽しい。
今日は寒いので風呂場ではなくパソコンの前に絵の具を準備。
小さいイラストから練習するのがよかろうと思い、B5サイズのコピー紙を半分に折って、切って、2枚描くことにした。
鉛筆でざっとラフを描いてから、ペン入れはせずにそのまま色塗りの作業へ。
ワクワクしながら色を塗り始めた。
水や絵の具が飛び散ったらどうしようと思っていたが、案の定、白の絵の具が着ていたジャージに飛び散った。
でも、全然嫌じゃなかった。絵の具で絵を描くという「非日常」がただひたすらに楽しかったから、絵の具が飛び散ったことにすらケラケラ笑ってテンションが上がっていた。(今そのジャージは洗濯中である)
実際に描いたイラストがこちらである。
(※オリジナルではなくハリガネサービスの二次創作イラストです。)
結論から言うと、ぶっつけで描くにはちょっと難しすぎた。ははは。
今回は赤、青、黄色、薄緑、白の5色のみを使用し、彩色後に薄墨の筆ペンで必要なところにのみペン入れした。ペン入れの仕方は良かったと思う。
しかし、昨日配信で見た、あの魔法のような塗りは全く再現できなかった。
よく考えたら、今回の私のイラストでは、色を混ぜるなどといったことをほとんどしなかった。薄めて塗ることはあっても。
そこをしていれば、もう少し柔らかい印象のイラストになったのかなと思う。
そして、赤と青と緑の重ね方、こいつが曲者だった。特に青色!
昨晩の配信、先生は濁らせずに色を重ねて塗っていた。
私もドライヤーを使って乾かしつつ絵を描いていたが、思うようにいかなかった。不思議だ。先生はどうやって描いていたのだろう?見ていたのに分からない。
私は、光の加減とか……色々と分かってないことが多すぎるのだと思う。
絵は練習すればするほど線が自然と見えてくるものだから、これからも時々絵の具を持ち出して絵を描いてみよう。
イラストを描くということも当然楽しいが、普段しないことをする非日常の楽しみというのも得られる。デメリットが無い。
また近々何か描くかもしれない。次はもう少し何か掴めていればいい。
〜今日のなごみのつぶやきコーナー〜
これは、今日描いた(先ほどまで挙げていた水彩イラストとは)別のイラストへのコメント。
先生の絵の赤色は薄く、ややピンクに近い色味であったな。
次は私も全てパステルカラーにして塗ってみようかな?
ありがとうございます!生きる励みになります。