夫の育休が明けた妻の一か月目まとめ。

新郎の育休が終わった。

9月から、エケチェンと1対1で過ごしている。

いま、エケチェンは平日朝の30分間と、帰ってから2時間弱しか新郎に会えない。

そして、私はそれ以外の時間を一緒に過ごすこととなっている

毎日、何をどのくらい経験させてあげるかで後々の人生は変わるだろうし、それにはイベントに参加して人と会ったり、できるだけ何かに触れて学習する機会を作らなければならない。と、思う

時には熱を出して、入院するかもしれない。命の危険は常に隣り合わせだ。おまけにうちのエケチェンは風邪をこじらしたら即刻入院ですとドクターから告げられている。

日々の過ごし方で、今後が決まるのだ。責任重大。



さて、そんな中でかまわず放置したり気を抜ける初心者ママがいるだろうか。いたら教えて欲しい。今の私には、幼児教育に携わっていなければネグレクトかよっぽど自分本位の人であるかもと余裕がなければ正直思ってしまう。


エケチェンは何があってもなくても日々成長する。するとどうなるか?手がかかる。トイレに行こうもんなら「あーい」とうちのエケチェンは叫ばれる。待って。膀胱死ぬ。


さて、9月から環境がガラッと変わったのかどこかでウイルスを貰ってきてしまったのか、ミルクを吐き戻すようになったと思えばグズグズした初日だった。メンタル死ぬ。

初日が金曜日だったこともあり救いだと思っていたが、新郎は久々の出勤から帰ると、「明日はご飯に行ってくる」と先輩とうきうき焼き肉を食べに行った。育休中にあれだけ行きたいところがあれば行ってこいと言ったのにという本音は隠したが、今回は大事な話もあるっぽいのでどうぞと言う。

いいなぁ焼き肉。

土曜は自分がプチ仕事なので新郎にエケチェンを数時間任せたが、その日は納得いにこないとがあり心の整理がつかぬままバタバタ風呂に入り、ご飯に行かれたので、あまりにもグズるエケチェンの泣き声にだんだん耐えられなくなってきた。

疲れた頭の中ではいともたやすくエケチェンをひっぱたくイメージが湧いたし、びっくりしてから泣くんだろうなぁとぼんやり思ったので、周りの助けがない人がしてしまう虐待はこうやって行われるだろうし、私もするかもしれない位置にいるのかなぁと考えた。

ミルクは飲んだ倍吐き戻すし、咳はするし鼻水は詰まって泣くし、泣くから吐き戻しは洗えないしおちおち外にも行けない。

そして新郎はエケチェンの寝る時間になっても帰ってこねぇ。流石に腹が立ってきた。

小さい子持ちでご飯に行くご主人さんは、大体で良いから何時に帰ってくると連絡が欲しい。
そしたらこっちもそこまでは頑張ろうと思えるからな。


結局帰ってきたのは真夜中で、カッときた。

付き合いがあるにしろ、夜中まで引き止めるな子持ちの旦那を。と。


寝る前に頭を撫でようとしてくれたのか知らないがこれ以上逆鱗に触れられるのも嫌なので避けて寝る。

それが夜中過ぎても何だか寝付けない様子だったので心配して起きた翌朝まさか資産運用の話をされるなんて誰が想像出来るだろうか。

大事な話はさらっと終わってそっちの話を長くしてた感じに聞こえる。知らんけど。

かくいう自分も寝不足とあまりにも予想外の話にびっくりして怒りも出来ずまた綺麗なことを言ってしまったのは、情けない限りである。



それから数日いざこざでギスギスしたりついに私がイラッとして余計な一言で新郎がキレたり色々したが、どうにかお互い話をしてとりあえず落とし込んだので、今後の教訓というか、思ったことを書いてみる事にした。


こないだ同じく育休明けで大変だったと義姉から聞き、何となく妻と夫の隠れた溝が見えつつあるが、体験も兼ねて育休明けの妻の状況や心境を挙げたいと思う。

もし、「わかんねーよ女心なんて」と思う節があるご主人様がいらっしゃれば、とりあえず流し見だけでも良いので見て頂ければ嬉しい。


①育休取ってくれた事の重大さを改めて身に沁みて感じている。

「哺乳瓶洗っとくね」「ちょっとトイレ行くから見てて欲しい」「こっちするからそっちして欲しい」
「これだけするから抱っこしててくれる?」

役割分担できる相手がいるのは神。一人だと吐こうが愚図ろうが泣こうが、家事タスクを途中でも放り投げてあやしに行かないといけない。

あの頃は「ちょっとあれ」が出来た。それが出来ないのが地味にストレス。手伝ってくれてた分だけ、ああパパがいたらなって数億回思うし感謝する。

②シンプルに寝不足

授乳。それは日中夜間構わず月齢や機嫌、体調によって2.3時間か少なければ1時間ごとに起きなければいけないルーティン。
間隔は伸びてくる。伸びてくるが夜中起きるのは変わらない。寝ぼけてもエケチェンを落としてはいけないのでだんだんちゃんと寝れなくなってくる。
ポケモンスリープの睡眠グラフもガタガタである。

しかも授乳は体力が奪われる。水分も足りない。
出産後はマザーブレインとやらで頭も回らない。
余裕もない。

日中寝ろって?エケチェン寝たら家事出来る時間で休めないのが現実。なるだけ音を立てずに行動が鉄則。

③気を抜く時間がない

冷えるからとかけたタオルが食んだり遊んでる内に顔にかかり窒息しかけなんて当たり前の様に起こる。

どんだけ危険予測して対策してても、当たり前に予想を超えてくる。

だから常に視界に入るようにして安全確認し、目を離しても2.3秒だったり、何かあったらすぐ行ける様に準備している。

多分、新郎が子どもが何かしら発するまで携帯画面を見てるのが気になるのは、何かあったら見るではなくチラ見しといて欲しい願望があるからだろう。

④回復する時間がない

し  

一人の時間くれ····アイラブフリーダムアイウォントリフレッシュ。他のことにかまえない夜は寝かせてくれごめん··



とにかくしんどい。そっちが仕事で疲れてるのも重々わかってる。わかってるけどこっちも疲れててそれどころじゃない。

家にいるって???仕事行ってないって??

そんな事言われたら家事も育児も仕事じゃボケって言い返す自信が謎にあるくらいしんどい。

前職の先輩が「仕事してる方が楽」って言ってたけど、敢えて言うなら仕事は休憩時間あるし、なくても一人で飯食う時間とトイレには行けるじゃん···と思ってしまう。

言葉で話せる人間とのコミュニケーションを取れるのと、自分時間で動けるのはおそらく決定的な違いだろう。

別に、だから妻を全力労れゼッタイとは思わないけど、お互いに頑張って疲れてる位の考えは持てると心が平和にはいられるのかなぁと思う。

「俺疲れてるんだ」「私も疲れとる」

「お疲れ様」

でいいじゃん。程度なんて知らねぇみんな体力も何も違うんだから。



毎日お父さんもお母さんも超お疲れ様です。

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