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令和4年司法試験合格体験記的なもの

はじめに


こんにちは。ときわという者です。この記事を書いている時からはだいたい2ヶ月以上前になりますが、無事に令和4年司法試験に合格しておりました。
それも、総合順位81位という正直自分でも信じられないようなそこそこ良い2桁順位での合格を果たせたのでただただ驚いておりました。
もっとも、司法修習生採用選考申込みやら祝賀会やら実務修習地の仮庵探しでドタバタしており、到底落ち着いてnoteを執筆しようという状況ではありませんでした。
ようやく一段落してきたので、筆を執ってみたまでです。
さて、令和4年司法試験の合格体験記ということで、自分の大学時代を振り返る話になりますが当時何をやっていたかがこれから受験をする皆さんの参考になれば幸いですから、記録として残しておきたいと思います。もっとも私は、現在の3+2と呼ばれるらしい大学学部・法科大学院の一貫型の教育課程がギリギリ始まる直前に大学に入学したという世代ですので、今現在の一般的に推奨される受験戦略とは細部では異なった立ち回り、これからは法科大学院在学中でも司法試験を受験できるようになるという制度変更がされた2023年度以降ではあまり参考にならない部分があることはご承知おきください。そのうえで、どのような学習をしていたか、使っていたテキストはどういうものか、勉強法はどのようなことをしていたか、就活における立ち回りをどうしたかといった話を中心的に時系列順に語っていきたいとおもいます。
もっとも、学部1年時からバリバリに予備校に頼っていく戦略なので、独学だとか基本書メインで勉強をしようと考えている方々にはあまり参考にはならない上に社会人受験生にとってはもはや全く参考にならないことしか書かれていないと思います。大学受験を””ちゃんと””正攻法で突破して(当然一般受験のことです。)これから大学1年生になろうとしている高校生の方、大学1年生になったばかりの方、大学2年生に上がるけどなんか法曹目指してみるかくらいまでの年代の方が読んでためになるような内容だと思います。そして、忌憚のないことを忖度なしに書いているため、なかなか強い言葉を使っている場合があるのでご容赦ください。それと、『だ・である』と『ですます調』の帳尻を合わせるのが怠かったのでそこの修正がない点もご容赦ください。覚悟ができた者からこの『神曲-地獄篇-』を読んでいただきたい。

合格までの道のり

(1)大学1年生編

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