【デッキの移り変わり】ミュウツー&ミュウGXの歴史
こんにちは。うっちーと申します。
大型大会入賞などは一度もないですがシティリーグやジムバトルで楽しんでいるポケカプレイヤーです。
今回は今年また復権してきたミュウツー&ミュウGX(以下MM)の歴史を振り返ってみたいと思います。
PJCS2019環境(〜ミラクルツイン)
2019年5月31日 『ミラクルツイン』発売。
2019年6月8・9日 『ポケモンジャパンチャンピオンシップス 2019』開催。
特に環境を変えたカードは以下2つのカードです。
環境の中心にいたデッキ
・ゾロアークGXとルガルガンGXを組み合わせたデッキ(以下ルガゾロ)。
・レシラム&リザードンGX(以下レシリザ)。
・ミュウツー&ミュウGX
5月31日に発売してから2週間後のPJCSで勝ち上がったレシピがこちらです。
一つ目
こちらはヤマグチヨシユキ選手が使用していたデッキです。
俗に言うレッドパーフェクションです。
現在も形を変えて存在しているデッキです。
配信宅でのルカリオ&メルメタルGXとの激戦で知っている人も多いんじゃないかと思います。
キリンリキはHANDをこ○すために入ってます。
二つ目
こちらはミヤモトタダシ選手が使用したデッキです。
こちらのデッキも配信宅で出て有名になりました。
色々なポケモンが入っていて正にパーフェクションというデッキです。
エネルギーも5種類もあって驚きです。
この環境のMMの特徴
・MMが3枚以上入っておりMMで戦っていくデッキです。
・隠密フードやイーブイ&カビゴンGX、ウソッキー等でルガゾロを厚く見ています。隠密フードはアローラベトベトンに対しての対策です。
・小回りの利くポケモン(ソルガレオGX、ラティオスGXなど)からつないでダブル無色エネルギー(以下にこたま)でカイリューGXやリザードンGXの技を打ち相手のメインポケモンを倒すようなデッキです。
CL東京2020環境(~オルタージェネシス)
2019年7月5日 『リミックスバウト』発売。
2019年9月6日 『オルタージェネシス』発売。
2019年9月22日 『チャンピオンズリーグ 2020 東京』開催。
PJCSが終わってから約4か月後に行われた大会で2つのパックが発売されています。
特に環境を変えたカードは以下の3つのカードです。
環境の中心にいたデッキ
・レシリザ
・アルセウス&ディアルガ&パルキアGX(以下三神)とケルディオGXのデッキ
その中で勝ち上がったMMのデッキはこちらです。
一つ目
配信宅でヨネダタクヤ選手が使っていたデッキと似たMMと三神を組み合わせた水と鋼がメインのデッキです。
こちらもMMがメインなデッキです。
二つ目
こちらも配信宅に出ていたデッキです。
MMメインのデッキですが一つ目とはコンセプトが少し違います。
この環境のMMの特徴
・やはりまだMMが3枚以上入っています。
・混沌のうねりで無人発電所を対策しています。
・ケルディオGXに対しては映画版のゲッコウガGXの「かすみぎり」で対策しています。
・にこたまの枚数が以前より増え4枚採用になっています。これはカイリューGX・メガミミロップ&プリンGXの技を打ちやすくするためです。
・現代のMMのデッキに比べると技マシンが多いです。そのため、ハプウやかんこうきゃくがトラッシュする手段として採用されています。
CL愛知2020環境(~ソード・シールド)
2019年10月4日 『タッグオールスターズ』発売。
2019年11月29日 ルール・レギュレーション変更。「先行サポート使用禁止」「Aマークのカード使用禁止」。
2019年12月6日 『ソード』『シールド』発売。
2019年12月21日 『チャンピオンズリーグ 2020 愛知』開催。
CL東京から約3か月後の大会です。この期間で大きく変わったことはルール・レギュレーション変更です。
これにより先行圧倒有利が少しは緩和されたのかなと思います。また、レギュレーション変更によりMMの技マシンが大きく減りました。
『タッグオールスターズ』と『ソード』『シールド』により特に環境を変えたカードは以下の4つのカードです。
特にミミッキュはMM対策筆頭のカードでMMが少し動きづらくなったのかなと思います。
環境の中心にいたデッキ
・超タイプ軸のMM
・炎タイプ軸のMM
・ルカリオ&メルメタルGX(以下ルカメタ)ザシアンVを組み合わせたデッキ
・ピカチュウ&ゼクロムGX(以下ピカぜク)
・三神ザシアン
その中で勝ち上がったMMのデッキはこちらです。
一つ目
俗に超MMと呼ばれるデッキです。
このデッキは配信宅で多く目につきました。
このデッキの基本戦術はマリィで相手の手札を4枚にしオーロット&ヨノワールGXの技ナイトウォッチャーで最終的に相手の手札を2枚にして相手が何もできないようにして勝つというものです。
技マシンとして新たにゲンガー&ミミッキュGXも加わりました。にこたまはレギュ落ちしましたが相変わらずカイリューGXも入っています。
二つ目
このデッキは配信宅でタカマツゲン選手が使用していたデッキです。
PJCSのレッドパーフェクションと比べより炎タイプに寄った印象を受けます。
マグマッグが入っている理由としては環境にタチフサグマのデッキがいたためと考えられます。
また、ここでMMがコピーできないビクティニVが入っています。
この環境のMMの特徴
・MMはメインだがミミッキュに対応するためにMMの他にアタッカーになれるポケモンが以前より多く入っている。
・グズマがレギュ落ちしたことでベンチを呼ぶことが少し難しくなったためアーゴヨンGXが全体的に多く採用されている。
コロナ到来(~ムゲンゾーン)
2020年2月7日 『VMAXライジング』発売。
2020年3月~ コロナウイルスの影響でシティリーグ、CL、JCSが中止。
2020年3月6日 『反逆ラッシュ』発売。
2020年4月24日 『爆炎ウォーカー』発売。
2020年6月5日 『ムゲンゾーン』発売。
2月頃まではシティリーグが開催されていました。
私も実際に超MMで出場しました。結果は3-3でした…。
この時期の環境はCL愛知とあまり変わっていなかったと思います。
そして、コロナウイルス感染拡大。
いろんな人が一番ポケカに対するモチベーションが下がった時期だと思います。
比較的大会に出られる現在と公式さんに感謝です。
この時期影響を与えたカードは以下の4つです。
特にドラパルトVMAXとムゲンダイナVMAXは一気にMMの覇権を奪ったといっても過言ではありませんでした。
CL横浜2021環境(~仰天のボルテッカー)
2020年7月10日 『伝説の鼓動』発売。
2020年9月18日 『仰天のボルテッカー』発売。
2020年10月3・4日 『チャンピオンズリーグ 2021 横浜』開催。
『伝説の鼓動』『仰天のボルテッカー』により特に環境を変えたカードはしばらく大会が無かったためあまり目につきませんが強いて言えばセキタンザンVMAXです。
環境の中心にいたデッキ
・ムゲンダイナVMAX
・三神ザシアン
・非Vのズガドーン(以下小ズガ)をメインにしたデッキ
・セキタンザンVMAX
この環境・大会ではムゲンダイナVMAX 、マッドパーティ、小ズガの影響でMMをメインにしたデッキは勝ち上がっていませんでした。
唯一見かけたのはピカぜクにMMが入っているデッキくらいでした。
CL愛知2021環境(~双璧のファイター)
2020年11月20日 『シャイニースターV』発売。
2021年12月13日 『チャンピオンズリーグ 2021 京都』中止。
2020年1月22日 レギュレーション変更。「Bマークのカード使用禁止」
2021年1月22日 『一撃マスター』『連撃マスター』発売。
2021年3月19日 『双璧のファイター』発売。
2021年3月28日 『チャンピオンズリーグ 2021 愛知』開催。
コロナの影響でCL京都が中止になったためCL愛知が約5か月ぶりのCLになりました。
この5か月間で環境に影響を与えたカードは以下の4つです。
この約5か月間で大きかったのはなんと言ってもRENGEKIの登場です。
環境の中心にいたデッキ
・連撃ウーラオスVMAX
・三神ザシアン
・悪タイプ軸のMM(以下悪MM)
・ビクティニVMAX系統
その中で勝ち上がったMMのデッキはこちらです。
一つ目
こちらは優勝デッキです。
前回のCL愛知と大きく変わった点はオーロラエネルギーが4枚入っており複数のタイプのポケモンが入っています。ガラルサンダーVで苦手なムゲンダイナVMAXを対策しています。
二つ目
モクロー&アローラナッシーGXとゴリランダーを組み合わせたMMです。
ウィークガードエネルギーが採用されているため弱点による不利が起こりにくいです。また、こちらもオーロラエネルギーを採用しているのでガラルサンダーV・ミロカロスVも採用でき、苦手なムゲンダイナVMAX・炎系統のデッキに対しても対抗できます。
三つ目
マニューラGXとその他悪タイプのポケモンを組み合わせたMMです。
ガラルファイヤーVの登場により要求エネルギーの多い悪ポケモンの技を打つことができます。また、ナツメ&ハチクで展開もしやすくなりました。
四つ目
ビクティニVMAXとレッドパーフェクションを組み合わせたデッキです。
VMAX相手にはビクティニVMAX、三神ザシアンに対してはMMで戦っていきます。
連撃ウーラオスVMAXの登場により弱点を突くために三神ザシアンにMMが入るデッキも見当たりました。
この環境のMMの特徴
・オーロラエネルギーを多く採用することでよりバレッドよりのデッキになりました。
・Vポケモンと組み合わせる構築が増えました。
・連撃ウーラオスVMAXの登場によりMMの需要が高まりました。
PJCS2021環境(~蒼空ストリーム・摩天パーフェクト)
2021年4月23日 『漆黒のガイスト』『白銀のランス』発売。
2021年5月28日 『イーブイヒーローズ』発売。
2021年7月9日 『蒼空ストリーム』『摩天パーフェクト』発売。
2021年7月17・18日 『ポケモンジャパンチャンピオンシップス 2021』開催。
この環境では3つもパックが発売されています。
その中で特に環境に影響を与えたカードは以下の3つです。
環境の中心にいたデッキ
・連撃ウーラオスVMAX
・こくばバドレックスVMAX
・三神系統
その中で勝ち上がったMMのデッキはこちらです。
一つ目
こちらは準優勝デッキです。
ブラッキーVMAXを採用することで溶接工を打ちながら相手ベンチポケモンを呼び出すことが可能になりました。
弱点を突くことが重要になったためよりバレッド要素が高まりました。
二つ目
こちらはMMメインのデッキではありませんがMMが採用されたデッキとして掲載しました。
やはり連撃ウーラオスVMAXのパワーが大きいため三神も弱点を突く構築になりました。
三つ目
レシピは載せませんがこの環境でも悪MMがいました。
前回のレシピとあまり変更点がないため掲載していません。
この環境のMMの特徴
・レッドパーフェクションは多彩なタイプのポケモンを採用し弱点を突く構築になりました。
・レッドパーフェクションにはオーロラエネルギーはマストな要素になりました。
さいごに
残念ながら私が2019年の環境の理解があまりできていなくて詳しく書くことができませんでした。
代わりにCL横浜頃はかなり力を入れていたので詳しく書くことができました。
現在の環境を見ているとこれからCマークが落ちるまでミュウツー&ミュウGXは環境に居続けるのかなと思います。
また、ミュウツー&ミュウGXはGXの王たるカードなのでこれからの環境にも居続けてほしいという願望もあります。
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