突然ですが、noteを始めました[2019・12~]

申し訳ありませんが多忙につき、今月の展示はほとんど「行けないかも」です。。

グラフィックデザインを始めてから約20年間の歩みをまとめました。ダウンロード可。
>>下山ワタル DESIGN ARCHIVE|パラグラフ

前回のK-POP PLAYLIST 2019 SUMMERに続いて、筒美京平が作曲(編曲・プロデュース)した楽曲を、現在から作曲家デビュー当時に向かって遡るプレイリストを作りました。
>>筒美京平SONGBOOK[増補新訂版]|パラグラフ

noteに先に投稿した、小沢健二の新作の感想です。
>>小沢健二が『So kakkoii 宇宙』で結ぶ、君と僕との「約束」|パラグラフ
 

突然ですが、noteを始めました。

>>utsuwa|note

いまのところ過去にこのサイトに書いた日記系の記事を続々と追加しつつ、noteの機能を確認しながら試運転・様子見の段階です。新しい投稿も少しずつしていきます。

noteはリンクや画像の追加も簡単で、クリエイター向けの機能も用意されていて、WordPressよりも更新していく上での負担が少ない印象です。有料記事のしくみも含め、いろいろと可能性を感じています。

以前Tumblrで立ち上げた、自分の絵の発掘プロジェクトのページ(しなもんレトロスペクティブ)。更新やサイト構築していく上での不都合や面倒があまりに多く、こちらも近々noteへの引っ越しを検討しています。
 

11月頭に、このサイトの直近2年分の更新データが誤操作によって消えてしまい、手作業の末に(手元にデータがなかったため、検索エンジンに残っているキャッシュから1ページずつ回収して)なんとか復旧までこぎつけた……というトラブルがありました。

長く書き貯めてきたテキストがあっさり消える恐怖を体感したのをきっかけに、サイトの今後について(自分が死んだ後のことも含めて)強く考えるようになりました。

操作ミスばかりでなく、ブログサービスの廃止、自身の死去に伴うドメイン/サーバー停止など、今後起こりうる様々な出来事によってインターネット上に書き残した記録は常に消失の危険にさらされています。保管さえ注意すれば長期間残り続ける紙媒体に比べて、われわれの表現の多くを預けているインターネットの情報保管期限はあまりに短い。

死んだらそれまでよ、も「去り際の美しさ」なのかもしれないけど、これまで書き続けてきたテキストが自分の生きた証として、また後世の人々に役立つよう、少しでも長く残り続けてほしいと考えるのも自然な気持ちだと思います。

結論としては、自分のドメインがあるうちに、できるだけ長く続くことが見込まれる既存のサービスに過去のテキストをコピー(ダビング)していく。たとえば、ブログ/書き物系はnote、画像はInstagram、仕事はポートフォリオサービスへ。日常のライフログは今までどおりTwitterに、プレイリストはSpotifyに残す。……それらをつなぐプロフィールページみたいのがひとつあれば、個人による「ホームページ」は今後ますます不要になっていくのではないかと見ています。

参考
>>死後のブログ|103

>>これから行くかもしれない展覧会[2019・12~]

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