私は平和という言葉に対して胡散臭さを感じていた。 そのように思うようになったのは、大学生の頃のことである。 私が通っていた大学は、平和研究に力を入れており、平和研究に関する授業が必修となっていた。 内容はそれまで受けた平和教育よりも専門的となっていたものの、思想やイデオロギー的にかなり偏った内容となっており、私は受け付けなかった。思想の偏りによって「平和」という言葉が特定の思想を押し付けるだけの陳腐で胡散臭い言葉に感じられるようになった。 ただ、これまでの平和教育では触れ
仕事に忙殺されてだいぶ時間が経ってしまった。 最近だいぶ暑くなってきたので、子供の頃読み、大人になった今でも恐ろしいと感じる話について書いていきたいと思う。 小学生の頃、学校の図書室で何とは無しに「赤い蝋燭と人魚」という本を手に取り借りてみた。 この本はタイトルとなっている物語のほか、童話が幾編かまとめられた作品集であった。 帰宅後、早速読んでみた。最初の話は「赤い蝋燭と人魚」であった。あらすじは以下の通りである。 この物語を読んで思ったのが、最初に持ってくる話ではないと
関心がある分野に関してまとめてみようと思い、noteを始めてみた。 すぐにやめてしまうかもしれないが、飽きるまで続けてみようと思う。 私は大学時代、人文学部に所属し、歴史や宗教、文学、美術史などについて幅広く学んだ。最終的には日露戦争の研究に絞ったが、人文系の学問に関しては、どれも少なからず関心がある。 今のところ書くとしたら、以下のような内容を考えている。 宗教 民俗 歴史 書評など 現在多忙のため書ける時間があまり取れないかもしれないが、書けたら書いていこうと