出来れば不要でありたい救世主

エネルギー、食。

ふと繰った本で、ここをマーケットに任せるな、と仰る原丈人さん。


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 エネルギーと食料に関しては、すべてをマーケットメカニズムに
 自由競争に委ねた場合、生活環境があまりにも外部要因によって
 左右されることになってしまう。エネルギー価格が高騰したり、
 食糧の需給が逼迫した場合には、安全保障の問題にも直結しかね
 ない。エネルギーと食糧については、自給率を竹丸と共に、投機
 の要因を排除した安定供給メカニズムを作っておくべきなのある。 

   『新しい資本主義』 原丈人
   https://ux.nu/Wtg4D
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この考え、実に共感する部分があります。そしてそこにぜひ「水」を加えてほしい、とも心底思う。

 料金高騰の空気に民営化の波。

人は水道に対しても市場の論理を加えようとするけど、それで本当にいいのか。マーケットメカニズムにさらすがいいか、安定供給のための仕組みが必要か。

現時点で、日本の水道は安定しています。安定しているが故に、見えてないものが多くないか。何かをきっかけに水道は、大問題になるかもしれない。そのくらいの爆弾をあちこちに抱えてる。

爆弾破裂のきっかけは、

  ・配管汚染
  ・上水道の破綻
  ・海外の水メジャーの躍進
  ・GAIAが狂う環境変化

いくらでも考えられる。
何が、いつ、人に牙をむくかわからない状況だ。

なのでせめて、数十年後、一般的な水道とは異なる第二第三の調達ルートを求められる可能性をみつめ、新規事業をひそかに企画する。
爆弾破裂の時代に輝く事業だけど、そんな時代なんて来てほしくないもんだ。

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