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私的!これさえあればクレー射撃始められるセット!

本投稿は、生物学類アドベントカレンダー2023(https://adventar.org/calendars/9248)の記事として作成されました。
前回の記事である菜種規則様の『ツメクサ数えて、解剖して、半魚人になって、【編入後体験記(嘘)】
もよろしければお読みください。

また、勝手にフォーマットをパクったぱうろの『私的!これさえあれば珈琲始められるセット!』が非常に良い記事なためこちらもお読みください。


マストバイ!

射撃用上下二連散弾銃

射撃をするんですから、銃は必要ですね。

警察での手続き等いろいろこねくり回したら生えます。
近くの銃砲店や、知り合いがお世話になっている銃砲店があればそこに行きましょう。必要な手続きやおすすめの銃などを教えてもらえるはずです。

筑波大学周辺であれば、龍ケ崎の大木銃砲店、下妻の外山銃砲火薬店、石岡の長谷清商店あたりでしょうか。

クレー射撃には大きく分けてトラップ射撃スキート射撃があります。
それぞれ必要な銃が違ってくるので、銃を買う前にやりたい競技を絞っておくのが良いでしょう。

また、Berettaやミロク、ペラッチ、SKB、ニッコーなど様々なメーカーの銃がありますが、Berettaやミロクが最もメジャーなためトラブル時の対応がしやすい点でおすすめです。使っている銃のメーカーによってはいじめられるとか……?

ちなみに私は比較的お金がかからないのでスキート射撃をやっています。学生にはおすすめです。

保護具

絶対買ってください!
一度失った聴力や視力は帰ってはきませんよ?

保護具としては以下の三種が基本です。

  • イヤーマフ or 耳栓

  • シューティンググラス

  • 帽子

イヤーマフ or 耳栓
聴覚を守るのに必要です。
射撃時には170デシベルもの銃声が耳元で発生します。何度も繰り返していれば難聴は免れないでしょう。

イヤーマフを選ぶか、耳栓を選ぶかですが、トラップ射撃ではイヤーマフを、スキート射撃では耳栓を選ぶことが多いようです。
遮音性ではイヤーマフのほうが優れるのですが、スキート射撃では挙銃動作が入るため邪魔に感じる人が多いようです。
私の場合は耳垢が湿っており耳栓が汚れるため、イヤーマフを使用しています。そういった個々人の事情に合わせて選ぶのが良いでしょう。

イヤーマフであれば3M社のPeltorブランドのものがコスパが良いでしょう。
私はこちらのイヤーマフを使用しています。
小型かつ軽量にもかかわらず遮音性が高いです。

耳栓であればSurefire EP7が遮音性の高さから人気なようです。
その他にも、オーダー耳栓を作って使用している人を多く見かけます。

シューティンググラス
射撃では銃から吹き出すガス、割れたクレーの破片、跳弾等の危険がつきまといます。保護具なしの目に当たれば、最悪失明もあり得ます。

とりあえず目を覆うことができればなんでもいいと思います。
ただ、できるだけ視界を大きく確保できたほうが良いことと、暗すぎてはクレーが見えなくなるため、明るめのスポーツ用サングラスがおすすめです。

例えば自転車競技用のサングラスは上部の視界を広く取っているものが多く、その上暗すぎることもないのでおすすめです。射撃専用グラスに比べればリーズナブルです。
私も自転車競技用のサングラス、Oakley jawbreakerを使っています。視界が非常に広いため、クレーを追うとき邪魔になりません。

もちろんOakleyも高いメーカーなので、もっと安いノーブランド品でも十分使えると思います。良いものは続けることが決まってから買えば良いのですから。

射撃趣味も行くところまで行けば専用グラスを使う人が大半です。
PILLAはシューティンググラスで最も使われているメーカーなのですが、フレームとレンズのセットで10万円以上します。最初はそれだけお金があれば弾をひたすら撃つべきです。

帽子
頭にクレーの破片が降り注ぐこともあります。
前2つに比べれば重要度は低いですが、必要です。

ゴルフ用など、スポーツ用のキャップを被っている人がほとんどです。
気に入ったデザインで頭にフィットするものを使いましょう。

例えばこんな帽子がちょうどいいのではないでしょうか。

本格的に競技をやる人は

射撃ベスト

弾を入れる大判ポケット、銃床を当てる肩当て、ゼッケンをつけるためのクリップがついたベストです。
公式大会に出る場合服装規定で必須になります。また、大会に出ない場合でもあったほうが便利です。
着ている服を傷つけることがないですし、肩に衝撃吸収パッドを入れられるものも存在します。
トラップをやるかスキートをやるかによって種類が分かれており、トラップ用は肩当てが滑りにくく、スキート用は挙銃時にひっかかるものがないのが特徴です。
メーカーに関してですが、国産であればタガミ、海外製であればBerettaのものを使っている人が多い印象です。

とりあえずは安く兼用できるものを買って、追々種目専用のものを買うのが良いでしょう。

あったほうが良いもの

メンテナンス用品

銃も撃った後、触った後にはメンテナンスが必要です。しっかりとメンテナンスしないと錆びますし、ガタツキが起こりやすくなります。

洗矢・クリーニングロッド

銃身を通して溜まったカーボンを取り、油を塗るために使います。
ロッドの先にブラシやモップをつけて使います。別々で売られているものが多いですが、とりあえずは以下のようなセットのもので十分です。

ボアスネーク

ロッドを組み立てて掃除するのが面倒なときに、とりあえず通して軽く清掃が出来る紐です。あれば便利そうです。(持ってはいないですが)

ガンオイル

銃身や機関部に吹き付けて錆からの保護と潤滑を行うためのオイルです。
海外では実銃にWD-40というオイルが使われていることから、日本でもそれを使っている人が多いです。

ただ量の割に値段が高い気がするので、私はKURE 5-56でおなじみKUREの6-66を使用しています。
6-66は5-56のマリン使用向けモデルで、5-56に比べてより防錆性が高いようです。ホームセンターでもAmazonでも手に入り、お手頃な価格なためおすすめです。

その他

バレルレスト

銃を持っているときに、銃身を保護しつつ腕への負荷を減らすために足の上に銃身を置くことがあります。このとき履いている靴が傷つかないようにつけるのがバレルレストです。これがついていると「射撃、やってます」という雰囲気が出てカッコいい……かもしれません。

こういった安いものや

Berettaのもの

などありますが、そこはお好みでどうぞ。

スナップキャップ・空撃ちケース

ハンマーを落とさずにいるとバネを縮めっぱなしになるため、銃をしまう前には空撃ちをしておく必要があります。このように、銃を空撃ちする際に撃針が傷まないようにするための疑似装弾です。スナップキャップ無しで空撃ちすると撃針が折れることがあるとかないとか……?
どちらにせよ空撃ちは銃に優しくない行為なので、できる限りスナップキャップは持っていたほうが良いです。

金属製や、ボリカーボネート製など様々なものがありますが、私は見た目のカッコよさと丈夫さからポリカーボネート製がおすすめです。

私はこれを使っています。

おわりに

ここまでクレー射撃を始めるにあたって必要な道具を紹介してきました。もし少しでもクレー射撃に興味を持っていただけたなら、そして始めていただけたなら幸いです。
本当に始めてみたい、と興味を持った方がいらっしゃれば連絡いただけましたら銃砲所持許可取得のサポートをさせていただきますので、気軽にご連絡ください。


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