Oculus IntegrationでOVR CharacterControllerが何故か使えなかったので回避した話

問題意識

上記の教材は「Oculus Integration」というアセットを用いて、XRアプリ開発が勉強できるものです。
ぼくはこの教材をすすめ、とうとう最終レッスンまで終了したのでいざ自分でアプリを制作しようとしていました。
ところが、「Oculus Integration」の「OVR PlayerController」とよばれる、設置するだけでマップ内を移動できるようになるPrefabが、なぜか設置しても視点は動くけどスティックを倒しても何を操作しても、マップ内を移動できなくなるという現象に遭遇しました。

いちおう以下の対処法も試してみましたが、びくともしませんでした。

後者のサンプルシーンから持ってくることに関しては、そもそもサンプルシーンをQuestで起動しても動かないという事態でした。

この問題に対して、初学者の自分が考えうる限りの対処はしていたので結構本気でこまっていました。もし同じく困った方がいらっしゃれば、少しの助けにはなるかと思いましたので、ここにメモを残しておきます。


対処

以上の問題の対処といいますか、回避方法としては「Meta XR UPMパッケージ」と呼ばれるものを使うことでした。
どうやらここ半年の間で、「Oculus Integration」は非推奨のものになったらしいです。知りませんでした。

これまでIntegrationとしてまとめていた内容物を、Metaが大変親切なことに小分けにしてくれたみたいです。
おかげさまでMetaのAsset Storeに行くと、夥しい数のアセットがずらりと並んでお出迎えしてくれるという大変楽しいことになっています。

このままでは何をDLするべきかわかりません。

あまりにも、多すぎる

調べたところ、基本的にはこの中から「Meta XR Core SDK」をDLし、必要に応じて別のアセットを適宜入手するのがよいとされているようです。

これらのアセットをDL後、プロジェクト内を検索すると「Oculus Integration」アセットを使用していた時と同じく、「OVR PlayerController」Prefabが存在するのでそれを用いると使えるようになっています。

「Oculus Integrationでどう解決するか?」というような根本的な解決にはなっていませんが、とりあえず別の手段でもいいから動かしたいのであれば、この手段で良いと思います。


参考


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