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NICE TO MEET YOU ライブレポート ※公式レポーターではないです。

  はじめに


今回は、初有観客ライブだが、武道館に参戦組と配信組の2つに分かれていた。僕は、2日間とも配信組だったが、このライブを120%で楽しめたのには、スタッフさんが、ライブ当日まで1人でも多くの人に来てもらえるよう対応したり、ライブまでのカウントダウンを企画したりしてくれたおかげだと思います。本当にありがとうございました!
この素晴らしいライブを見て、書かずにはいられなくなったので書かせていただきました。


  1曲目 『あの夢をなぞって』

1発目とは思えないが、YOASOBIらしいド派手な演出で会場を沸かせ、『あの夢をなぞって』が持つ疾走感を配信からでも感じることができた。ライブの1発目に相応しい曲で最初から会場の雰囲気も配信で見ていた僕も一気に上がった。真っ暗の状態でアカペラが始まり、アカペラパートが終わると同時に明るくなるのは1stライブを彷彿させる、曲に合った演出はやはりワクワクするものがあった。

  2曲目 『大正浪漫』

『あの夢をなぞって』でみんなのテンションが上がった次の曲は『大正浪漫』だった。こちらも『大正浪漫』の世界観にぴったりな演出で、こちらもテンポのいい曲なので会場、配信で見ている人の気分が上がったのは間違いないだろう。

  3曲目 『ハルジオン』

今までの全てのライブで序盤にくる『ハルジオン』こちらもド派手な演出とイントロの力強い音で、どれだけの人がここでライブに参加していることを認識したか。ここまでの3曲ともアップテンポな曲で、ここまではYOASOBIが作り上げた雰囲気に圧巻された人も多かったことだろう。僕もその中の1人だ

  4曲目 『三原色』

ここから一気にまた雰囲気が変わったと思う。ikuraちゃんが、「会場のみんなもタタンタッタッタのリズムで手を叩いてください」と言うと、みんなこのリズムで手を叩き、会場全体が一体になった。会場にいる人は楽しかっただろうし、見ている側にもYOASOBIがファンと作り上げたあの空気が伝わってきた。この曲をきっかけに、この後の曲以降は、武道館にいる人全員で作り上げた雰囲気であったように見えた。
僕も拍手でリズムを刻める日が、今から楽しみだ。

  5曲目 『もう少しだけ』

MCを挟んで、ここまでの4曲とは違う優しく、落ち着いた曲になった。僕は、この曲が1番大好きで個人的に凄く大切な曲なので『もう少しだけ』が始まった時、泣きそうになった。恐らく、実際に会場で聞いていたら泣いていただろう。そのくらい最高のパフォーマンスだったし、この曲を聴くことが楽しみだった。

  6曲目 『ハルカ』

『もう少しだけ』に引き続き、こちらも優しく、落ち着いた曲。
ikuraちゃんが今まで応援してくれてありがとう!会いに来てくれてありがとう!いつまでも愛してるよ!というメッセージを込めながら会場にいる人、配信で見てる人に歌ったんではないかと考えさせられる歌唱だった。


  7曲目 『たぶん』

この曲も前の3曲と同様、落ち着いた曲。だが、この曲は本来、失恋の物語を歌にしたものだが、今回のikuraちゃんの歌唱を見ると、ファンの人と今まで会えなかった日々を歌ってるように思えた。だから、自然と寂しい感情が湧き上がって来ず、感動が込み上がってきたんでは無いだろうか。そして、曲が終わると同時に照明が落ちる演出は、2nd ライブと同じ演出で凄くよかった。

  8曲目『もしも命が描けたら』

この曲は、朗読から曲に入るという形だった。
YOASOBIの曲と言えば原作となる小説があり、このYOASOBIのスタイルを最大限活かせる演出だったのではないだろうか。この演出はYOASOBIだからできたことで、YOASOBIにしかできない演出だと思う。

  9曲目 『夜に駆ける』

2回目のMCが終わり、ついにYOASOBIの原点となる曲『夜に駆ける』
この曲はいつ聴いてもやはり、無くてはいけない曲だと感じるし、この曲の持つとてつもないパワーが見に染みてくる。
藍にいなさんが手掛けた『夜に駆ける』のMVの演出を見ながら、生で演奏を聴けた会場組がとても羨ましかった。

  10曲目 『怪物』

いつもこの曲が始まる前、めちゃくちゃカッコいい音が流れ、その後『怪物』が始まる。
『夜に駆ける』の勢いのまま、会場全体、見ている僕たちのテンションがMaxまでいったのはここだったんでは無いだろうか。
この曲は、有観客でやったら絶対に盛り上がると思っていた通り、想像を絶する盛り上がりを見せていたと思う。特に、Ayaseさん、とザクロさんが会場を煽るシーンが多々見られたが、その煽りに会場のみんなが応えたからかもしれない。

  11曲目 『優しい彗星』

原作、「BEASTARS」のアニメ主題歌でもある『怪物』の次は、同じくエンディングである『優しい彗星』
この曲は今まで、1st、2nd、Rock in japan fesでパフォーマンスする予定だったセトリにも入っていなかった。だが、恐らくこの曲をライブで聴きたかった人は数多くいたと思う。僕もその1人だ。
宇宙を連想させる演出に加え、会場にいるほとんどの人が自分のケータイでライトを付け、左右に振っていたのには、会場の一体感が感じられて、見ていた側からすると、とてもグッとくるものがあった。
ライトが星にも見えるのに加え、宇宙を連想させる演出が合わさり『優しい彗星』にピッタリの雰囲気でとても感動的だった。

  12曲目 『アンコール』

明日も明後日も音楽が鳴り続けていますように。そう言って曲が始まる。その願い、想いが原作の2人にも、会場のみんなも、配信で見ている僕たちにも届いたのではないでしょうか。
原作でも、この幸せな時間が明日も続いてほしいと願う。この曲を歌ってる時、どんな想いを込めてikuraちゃんが歌ったのかは分からないが、ikuraちゃんは、この時間を噛み締めながら、みんなには、この時間を一生の記憶に残してほしいと願ってるように感じとれた。

  13曲目 『ツバメ』

Ayaseさんが、早いものであと2曲でこのライブも終わりです。最後まで後悔のないように楽しんでいってください。と言って曲が始まる。
みんなとの共存を願う歌、それが『ツバメ』という楽曲。
会場にいる人も行けない人も全員が楽しめるように企画してくれたこのライブに、なにか似通ったものがあると感じた。チーム YOASOBI、バンドメンバー含め、YOASOBIに関わる全ての人が、ある種この歌のアンサーを目で、耳で、肌で感じたのではないだろうか。

  14曲目 『群青』

トリは『群青』 全員がなんとなく予想していたかもしれない。1st、2ndライブ、Rock in japan fesのセトリでもこの曲はいつもトリにあった。
この曲が盛り上がるのは言わずもがな、セトリの最後に相応しい曲であることは間違いないだろう。
2日目、ikuraちゃんが感極まって曲を歌ってる時に涙を流したシーンは今思い出しても泣けてくる。
夢を応援する歌。そんな歌をいつも最後に置くのにはなにか深い理由があるのかもしれない。

  15曲目 AC『ラブレター』

群青が終わり、YOASOBI2人とバンドメンバーみんながステージを降りた後も拍手は鳴り止まず、声が出せない状況であってもアンコールしていることが分かった。それに応え、今回のグッズを着たYOASOBI、バンドメンバーみんながステージに再び上がってきた。
最後に披露する曲は『ラブレター』、音楽さんへありがとうの気持ちを書いた手紙を歌にした曲だが、「どんな時もあなたの言葉声を聴いているだけで力が湧いてくるんだ」、「いつも本当にありがとう」という歌詞には、これまでの日々に訴えかけているような、感謝しているような、そんな想いを乗せているようにも見えた。
2日間とも、再びステージに上がってくる時、『ラブレター』のバックコーラスをやってくれた大阪桐蔭さんへの敬意を忘れずに、大阪桐蔭の名前が書いてある帽子を台の上に乗せ、一緒にライブしているかのようにしていたのには、感動した。

  終わりに

こんなにも素敵で最高で感動的なライブを見れたのは、ikuraちゃん、Ayaseさん、バンドメンバー(AssHさん、ザクロさん、ひかるちゃん、仄雲さん)が半年前から今まで用意してきたからで、YOASOBIスタッフさんがファンの思いに応え続けてくれたおかげだと思います。
いつか生で聴ける日を、会場で一緒に盛り上がれる日を、感動を肌で感じれる日を、はじめましてできる日を楽しみに、これからもずっと、1YOASOBIファンとしてこれからも応援しています!
これから出る新しい曲や、YOASOBIらしい新しいチャレンジも楽しみに待っています!

この2日間、本当にお疲れ様でした!

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