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YOASOBI武道館ライブ公式レポーター認定試験

問1. 
①[ B ]
②[ C ]
③[ A ]
④[ B ]

問2.
①[「おはようございます。」]
②[D]
③普段は休みのはずが急遽仕事が入ってしまい、見に行くと娘に伝えたのに、仕事が長引き行けなくなってしまった場合、進級テストに全力で挑み、向き合った娘を傷つけてしまう事になるから。
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問3.
-選んだ楽曲タイトル[もう少しだけ]
-その曲とあなたの出会いやその曲に対する思い入れ

 僕は、『もう少しだけ』が『THE BOOK2』の中でとは言わず、YOASOBIの全楽曲の中で1番好きな曲である。いつも僕は新曲が出る度に、楽曲がリリースされ、しっかり聴いてから原作を読む。この流れがYOASOBIの楽曲を知る時のルーティーンになっている。YOASOBIの曲を聴き、原作を読むといつもAyaseさんが作る歌詞、音での原作表現や、ikuraさんが使う強弱やアクセントを置く位置などには驚かされるし、YOASOBIの世界観に没頭することができる。だが、『もう少しだけ』を聴き『めぐる。』を読んだ時は今までとは違うものを感じた。
 中学生の頃、サッカーの練習帰りに10,000円札を拾った。交番に届けようと思ったが、この時点で夜10時くらいになっていて、当時は携帯も持っておらず、遅くなる事を伝えないと親を心配させる事になるので諦めようと思ったが、1人の携帯を持ってる友達が携帯を貸してくれ、一緒に付いてきてくれると言うので親に連絡し、交番に届けた。家に帰り、ご飯を食べている時、親から「偉いじゃん、良いことをしたら絶対自分に返ってくるよ」と言われたのを今でも覚えている。
 僕が高校2年生の頃に起きた事だ。僕は、学校まで電車通学をしていて、その日の朝はいつも乗っている時間の電車に遅れそうになり道を急いでいた。急ぎながら鞄に手を入れ財布から定期を取り出しまた財布を鞄にしまった。学校に着きポケットに入れていた定期を財布にしまおうと鞄を探したが、何回漁っても財布が見つからなかった。そこで、初めて道の途中で財布を落とした事に気がついた。学校終わりに恐る恐る交番に行き落とし物がないかを確認してもらったら、ある優しいお兄さんが拾い、交番に届けてくれたらしい。ここで、親から言われたことを思い出し、自分の行いが間違っていなかったことを再確認できた。
 僕が高校3年生の頃、公園で友達と2人で喋っているとベンチの上に鞄が置いてあった。高2の時に僕は助けられた思い出があったので近くの交番に届けようと交番に向かったが、そこの交番の人はパトロール中だったので、そこから10分〜15分くらいかかる駅前の交番に届けることにした。色々書類を書きその日は終わった。後日、持ち主の親から感謝の連絡をいただいた。原作『めぐる。』を読んだ後、自分の体験でも優しさが巡っていたことを知った。
 原作『めぐる。』と一緒とは言えないが、この話に似たこんな経験を現実でしたので、この作品と楽曲には特別な思いがある。
 原作の最後の文には「ニュースにはならない程度の幸せだが、きっとどこかであなたの好意は、今もめぐり続けている。」とあるが、僕は10,000円札を届けたところから始まり、財布を届けてもらって、鞄を届けた。こんな小さな好意だが、僕にとってあの時財布を届けてもらったことは言葉にできない程嬉しかった。原作の最後の文や親の言葉のように本当に自分のした好意は巡っている。そんなことを教えてくれたこの小説『めぐる。』とその楽曲『もう少しだけ』は僕にとって大事な曲になった。
 優しいメロディーから始まり、もう一歩踏み出したら、もう少しだけ優しくなることができれば、その優しさが誰かに届いてまた巡り巡ってくる。そんなことを教えてくれたことや、何かを諦めそうになっても、もう少しだけ頑張ってみよう!、一歩踏み出してみよう!という考えを教えてくれた、思わせてくれたこの楽曲『もう少しだけ』が僕は大好きだ。

TwitterID : @Yoasobi_kyouryu

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