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キャベツプディング ★★★
イギリス料理のレシピ本に載っていたキャベツプディング。めっちゃ美味しかったです。
材料
キャベツ ひとたま(全量は使いませんが、外側の大きな葉っぱが二枚必要なのでひとたま用意します。)
牛豚合挽き肉 450g
牛脂 25g
ナツメグ 小さじ1
(あればメースパウダー 小さじ1)
粗挽き黒胡椒 小さじ1
塩 小さじ1
卵黄 4つ
りんご酢 小さじ1
ドライクランベリー 10g
手順
1、まずはキャベツをひとたま用意し、一番綺麗な外側の一枚葉を2枚取っておきます。残ったキャベツのうち50gを刻んでラップをしてレンジで1分ほどチンし、冷ましておきます。
2、牛豚合挽き肉450gと、凍らせたまま細かく切った牛脂25g、ナツメグ小さじ1、あればメースパウダー小さじ1、粗挽き黒胡椒小さじ1、塩小さじ1、溶いた卵黄4つ分、りんご酢小さじ1、ドライクランベリー10gを、肉に粘り気が出て全体が混ざるまでよく練ります。
3、肉に粘り気が出てよく混ざったら、刻んでレンチンしたキャベツを加えて全体に均等に行き渡るまで混ぜます。
4、大きいパウンドケーキ型にオーブンペーパーを敷きます。
5、底にキャベツの綺麗な葉っぱを敷き、その上に肉を詰めます。スプーンの背でぎゅっぎゅっと押しながらたっぷり詰めます。
6、肉の上に余ったキャベツのうち大きい葉をいくらかを乗せます。
7、手で押さえつけるように葉を閉じて、オーブンペーパーでも閉じます。あとで重い物を上に乗せます。もしくは紐でギュッとしばります。
8、オーブンは天板と耐熱カップをいれたまま150度に予熱しておきます。その間にお湯を沸かしておきます。予熱が完了したら、パウンドケーキ型の上にさらにオーブンシートを乗せ、その上に重たい器を乗せて重石にして入れます。
調理用の紐がある人はそれで縛るだけでも大丈夫です。その場合はオーブンシートを乗せた上にアルミホイルを乗せるといいみたい。
9、沸騰したお湯を天板のふちギリギリまで注ぎます。カップにも同様ふちギリギリまで注ぎます。
できればパウンド型の半分くらいまで水位があると良いようです。天板も一緒に予熱していたので、シューッと湯気が出てきます。
10、湯気が逃げないように素早くオーブンの扉を閉じて、150度で1時間30分蒸し焼きにします。
11、蒸せました。
素手で触れるくらいに冷めたら、ひっくり返します。
型の底にスープが溜まっているので、先にそのスープを取り分けておくといいです。
12、ひっくり返すとなんだか白くてプルプルしたものついています。食べても死なないと思いますが、見た目的に汚いし食べてもおいしくないので取り除きます。
綺麗になりました。
半分に切ります。
6等分にします。(まるまる一つを6等分)
出来上がったらキャベツプディングの匂いからしてとても美味しそうでしたが、食べてみても本当においしい!
肉肉しいソーセージ(M&Sで前に買ったブリティッシュソーセージの牛100%のやつみたい)がキャベツに包まれた感じです。
混ぜ込んだドライクランベリーの酸味とプリっとした食感がとてもあいました。
染み出すスープまでとてもおいしいので、捨てずにプディングに少しかけるといいです。
全く期待しておらず、興味本位で作った料理でしたが、きちんと美味しくできて驚きました。
このレシピ本、侮れないかも。。
スパイスや塩の量は減らさない方がいいと思います。
肉に味がしっかりついているのがソーセージっぽくて美味しかったです。
キャベツプディング…
要するに、肉をキャベツに詰めて蒸したものです。
日本のロールキャベツとも違いました。
イギリス英語におけるプディングはただの甘いものや、食後のデザートを指すような単語で、決して日本のプリンをイギリス英語でプディングと呼ぶわけではありません。日本のプリンは、フランが近いのかな。
お食事系のパイや、ソーセージの類いさえも、どうやらプディングな様子。
プディングを定義するのは難しいですが、伝統的にはオーブンがなかった時代に布に肉系でもお菓子系でも材料を混ぜたものを包んで蒸したり茹でたりしたものを指したものが多いのかなと思います。
キャベツを布がわりに肉を包んで蒸したから、プディングなのかもしれません。
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