心を置くこと
この前いつも行っている海に何日か続けて行った。
コーヒーだけを持って、スマホも車に
置いて、1時間ほどじーっと座って海を眺め、端っこまで歩き、特になんでもない時間を過ごしていた。
海にいる時、頭の中で目を閉じてイメージすることがある、悲しみや苦しみを全て吸い取って、空と海に持って行ってもらう。
体の中から何かがしゅるしゅるつと抜け出て、まっさらになるイメージをずっとしている。
涙が止まらなくなる。
それでも抜けないので、何日か続けて私は海に座っていた。
怖い夢を見て飛び起きる日々
悲しくなってうずくまりたくなる日々
どうしようも無い気持ちになることは誰にだってある。
そんな時は、いつも自分が心地いいと感じる場所に、悲しみの心を置いて預かってもらおう。
それがお風呂でもトイレでもカフェでもいいのだ。
家族や子供がいる人は悲しみを出す場所、泣く場所もないのだ。
そんな時は1人心落ち着く場所に行って、大声で泣くといい。
そして何も無かったように、またいつもの普通の忙しいお母さんに戻るのだ。
淡々と家事と仕事をこなし、何も無かったような顔をして過ごす。
そうしないといけないから。
子供に心配はかけたくない
沢山歩いてたくさん風に当たり、前を向いて心を穏やかにいられるよう、悲しみは海に預けよう。
心は一旦どこかに置いておこう。
また笑って過ごせるように必ずなるのだから。
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