断捨離の自分流極意

昔、カレン・キングストンの「ガラクタ捨てれば未来が開ける」に感銘を受け、一人で本を配ったり、拡散していたことがありました。
その頃の私のマンションはまるで寺院のように片付いており、お掃除や断捨離が定期的に行われておりました。
売却時もすんなり買い手がついたのも、綺麗さを保っていたからかもしれません。

しかし、今、いつの間にか、夢を描いて建てた小さな家にはモノが溜まり、あの寺院はどこへ行ったか、と言う有り様でした。
時折、全捨離の「櫻庭露樹」師匠のYouTubeを見て自分を叱咤激励して冷蔵庫や玄関、ポイントは片付けてみるものの、完全に運気を上げるような捨て方はなかなかできないでくすぶっておりました。

ところが、今回、8月から3週間近く家でグッタリ寝込んでしまい、その間は身体は動けないので「家のエネルギー」をじっくり感じる時間となりました。
モノからの情報が多すぎて気が休まらない、運気も下がっている、これは本気にならねば。
寝込んだことも「人生整理」の大事な時期が来たお知らせだと感じた次第です。

身体が動けるようになってからは、勇気を持っての徹底断捨離を開始しました。
その中で出てきたマイルールを明記しておこうと思います。

まずは「妥協」に気づくことからスタート
仕方なく所持しているもの(もう買えないから、もったいないから、プレゼントした人に悪いから、などという理由で所持しているもの)は徹底的に排除
特に過去の宝物が現在の宝物ではない、と自覚することで過去への執着を断つ
その妥協が人生の妥協と繋がっている、とつくづく感じました。
大事なものは絶対的に大事に所持し続けること
大事なものにはお金をかけても修繕して大事にし続ける(今回も1万円程度で買った中古家具を5万円で修理)
お金のないことを理由にしない
ゴミ処分に費用が嵩んでもゴミ処分を最優先する
損得を考えない
損得を考え始めたら断捨離はスピードダウンする、売ったらいくらになる、は多少は考慮するが第一優先には絶対にしない。
目の前の損得より、もっと大きな運を掴むようにすること。
喜んでもらえるなら売るよりあげるくらいのマインド。

まだまだですが、ゴミ捨て場に毎日通っているような日々です。

自分が死んだら誰かにこれをさせたんだ、と思うとできるだけ早く身軽になっておくって、大変良いことです。
どこにいても仕事ができるようにして、住みたい国や住みたい町にいつでも出かけられるようにしよう、と考え始めました。

人生の荷を下ろそう。
自分が心地よく生きることを最優先です。


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