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いちばんやさしいセルフセラピー講座 #69|期待を手放すと、期待以上のことが起こる|陰極まって陽と転ずる、冬至の節目に

「期待」の取り扱い

ふたつ前の記事では、

ポジティブはよし
ネガティブを悪し、として、

一喜一憂したりせず、

ニュートラルな視点から
ものごとをとらえるほうが、

結果、

スムーズな流れに乗って
目的の方向へ進んでいける。

といったことを
書いてみたのですが、

最近ますます
思っていますのは、

わたしたちが
悲しみや苦しみを
感じるときというのは、

期待に対する
「がっかり」があるとき
だったりするよなあ、

なんてこと。

ポジティブへの
強い期待が、

自分の中に
ネガティブを
つくり出すのなら、

それって
実際のポジティブな
体験に結びついて
くれていないなあ、と。

つまり、
期待というのは

ビジョンが執着に
成り変わったもの
っていえそう。


そうは言っても、

「期待を手放す」
としたら、
味気なさすぎない?

と思うのが
人情かとも思います。

わたし自身、

いろいろな
セッションや、
リーディングなどを
体験してきた中で、

ちゃんと望むこと、

実際に受けとって
体験すること、
といったことが、

自分の大きなテーマだと
気づくに至っているため、

望むことの大切さを
より強く感じているのですが、

だからこそ
整理できたらと
思っているのが、

「ビジョン」と「期待」の
ちがいについてです。


「ビジョン」を持つことは
たいせつだけれど、

「期待」となると
執着の波動となる。


「ビジョン」は軽やかだけど、

「期待」は重くなる。


「ビジョン」は
結果にこだわらず、

「期待」は
結果にこだわる、

みたいな感じもします。


「期待を手放す」
というのは、

決して
夢を持たない
ということではなく、

執着から自由になって、
すべてのプロセスを
肯定的に受け入れる。

というイメージです。


1年でいちばん夜が長い、
冬至が近づくこの時期は、

自分の中のネガティブも
浮き彫りになって、

様々な浄化を
体験されている方も
多いかもしれません。

キラッキラで
ピッカピカの
軽やかな自分へ
シフトしている人ほど、

古い自分と根こそぎ
お別れしていくような、
何かがあったりもする。

わたしにもわりと最近
「魂の暗夜」みたいな
体験がありました。

でも、おかげで
わたしの中に
居座り続けていた
執着や依存
といったものが
一掃されていった
ようにも感じていて、

知らず知らず
握りしめていた
「期待」も
自然と手放すような
流れとなったような。

今、体感しているのは、

身軽さや
自由さです。

期待→がっかり
という、

エネルギーばかり浪費する
ジェットコースターに
もう乗らなくて
よくなるのかと思うと
深い安堵も感じています。

(ジェットコースターって、
同じところをグルグル回るだけで、
どこにも行けないですもんね……)

というわけで
本日のテーマは、

自分の魂の進路を
より軽やかに
進んでくためにも
大切となりそうな、

「期待」の
取り扱いについて。

毎度前口上が
長いですが、

以下、本編、
続けてまいります!!!

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