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いちばんやさしいセルフセラピー講座 #67|魂のホームポジションへ戻る|そのマイナスは、のちのプラスかも|茶飲み話あり

駆けまわれ自分! 
一喜一憂から自由になる


12月がはじまりました。

冬至という
節目に向け、

わたしは少し
キリッとしたというか、
ピリッとしたムードも
感じつつ、

いつも通りに
すごしています。

サッカーのワールドカップが
とても盛りあがっていますね!

スポーツ選手の
世界というのは、

オンもオフもないほどに、
トレーニングに励んだり、
からだの調整を続けてこそ、
活躍できるとはいえ、

かといって、
望み通りの機会や
ポジションを
与えられるわけでは
なかったり、

たいせつな舞台を前に
からだを痛めて
しまうことがあったり、

その才能や
毎日の努力を
発揮する場が
あるかどうかは
また別のお話……、

という、

本当にタフな
世界ですよね。

サッカーなど、
チームで行う
スポーツは、

自分の状態は
もちろん、

全体との調和も
重要かと思うため、

精神的にも
成熟を求められる
ものだろうなあと、

若い選手に対しても
いつも大きな
リスペクトを
感じてしまいます。

また、

今回の日本代表の
ドイツ戦や
スペイン戦のような
大きなよろこびの
体験の後というのは、

ブワーッと
アドレナリンが
出るものかと
思いますが、

選手というのは、
そういうときほど、
注意深く自分を
調整するものなのかな、
なんてことも、
感じました。

ちらっと見た
インタビューで
何人かの選手が、

今日はしっかり
よろこぶけれど、

明日からはまた
次に向けて整えたい、

といったことを
答えていたのが
とても印象的で、

なんとなく
思い浮かんだのは、

キーボードで
タイピングをするときの
ホームポジションです。

ノールックで、
自由自在に
文字をタイピング
するためには

指を常に
ホームポジションに
置く必要がありますよね。

指はあちこち
動き回るけれど、
常にたちもどる
基本のポジション。

スポーツ選手というのも

うまくいった試合も
そうじゃない試合も
あるにちがいありませんが、

次なるプレイのためには

一旦忘れて、
ニュートラルに戻る、

ホームポジションに
自分を毎度整えていくことが
大切になるのかなあ、

なんて、
想像するのです。

これって、

トップアスリートのような
特別な人たちだけでなく、

誰にでも
あてはまることとも
思うのですね。

やったー!って、
浮かれちゃうことも、

ドーンと
落ち込むことも、
人生にはあるけれど、

中庸、
ニュートラル、
ゼロポイント、

呼び方はなんであっても、

ポジティブにも
ネガティブにも
振れていない、

ど真ん中の
ホームポジションに
自分を調整することが、

次なる体験への
スタンバイとなる。

いいことばかりに
こだわらない方が、
いいことが
あったりするように
わたしは思うのですが、

やったー!って
なるばかりが
成功という
わけでもない、
というか、

人生には

やったー!も
あるし、

がーん!も
あるけれど、

一喜一憂したところで、

本当の本当の
ことなんて
わからない。

自分のビジョンを
実現するために 、

やったー!な展開が
実は遠回りと
なるかもしれないし、

ガーン!という局面が
思ってもいない近道の
扉を開くことに
なるかもしれない。

それは、
後からふりかえってみれば
結果としてわかるのだけれど、

渦中にあると、
自分自身では、
なかなかわからない。

でも、
それでいいのかな
とも思うのです。

結果やゲーム展開を
あらかじめ知っている
サッカー選手がいないように、

わたしたちも、
全貌はわからないながら
自分のボールを
運んでいるのだと
思うのですね。

そしてそして、

目的はゴール
のようでいて、

どうやらその、
プロセスにこそ
魂の目的が
あったりしそうです。

起こることは
すべて必然。

これは成功、
これは失敗と
一喜一憂することから
わたしたちは
自由になって、

自分という選手を
駆けまわらせたら
いいのかなって。

(サッカーに寄せて
いいこと言おうとしすぎ
でしょうか?|笑)

一本コラムが
完成したかのようですが、

本編はここから!
ということで、

今回は

自分のビジョンに向けて、
ボールを前に運ぶために
きっと役立つと思う、

魂のホームポジションについて、
お届けしたいです!

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