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いちばんやさしいセルフセラピー講座|#5 自分の「お荷物」が「価値」にすり替わるからくり


過去の自分を現在に
ハイパーレスキューする大作戦!

「どうもわたし、前世で武将だったみたいなんです……」
その女性はいいました。

(突然のようですが、今回はここまでお届けした内容を具体的な例を通して、さらに深くお伝えしてまいります!)

前世が武将。

上品でうつくしい
その女性の雰囲気とは
ギャップがすごすぎるのですが、

「いつもどこかに、無念!
という思いがあって……」

そう話すその女性は
なかなかぐっすり眠れないことが
悩みのひとつでした。

そのギャップがいくら
ユーモラスに思えても、

自分の中で「武将設定」が
まだオンになっているとしたら、

いつ謀反が起こるかもしれない
などといった緊張感から、
それはそれは眠れない思いが
あることも想像できますから、

ご本人にとっては
笑いごとではありません。

(自分の設定が過去世由来
であることも多いこと、
くわしくは#3をお読みください)


潜在意識を泳ぐ
お魚のたとえでいうと、

この女性には、

「無念!」
「謀反じゃ!」

などとつぶやいている
お魚ちゃんがきっと泳いでいて、

現在の環境、仕事などと
かけ離れたマインドが
うずき続けているということに。

セルフセラピーに欠かせないのは
「自分との和解」なのだということ
お伝えしましたが、

この女性にとって、
和解する対象のひとつが
「武将」という個性をもった
エネルギーということに
なるのだと思います。


ここで一度整理しておきたいのは、

わたしたちはエネルギー
だということ。

肉体は聖なる乗りものみたいなイメージで、
わたしたちの本体ではありません。

いろいろな体験を通して、
自分のエネルギーはちりぢりに
なってもいて、

幼少期であったり、
過去世であったり、

あんな場所、
こんな場所に、
置き去りになっています。

トカゲが噛みつかれたら
しっぽを切って
本体は生きのびるように、

わたしたちはショックなことや、
大きな悲しみを体験した場所に
自分のエネルギーの一部をちぎって、
本体を生きのびさせてきたのです。

今はまったく違う環境であっても、
過去のマインドを引きずって
生きてしまう理由は、

自分のエネルギーの一部が
今もそこに残っているから、と考えると、
なるほど! という感覚が
あったりしないでしょうか?

自分の中にあるネガティブや
制限的な設定のことを、
できればわたしは「ブロック」と
呼びたくないのですが、

(存在としてはもちろんブロックそのものなので、
便宜的に使う場合もあります)

その存在のおかげで
かつてより、よりよい現在が
たしかにあるのだと思うため、

対立する悪者のような
イメージにしたくないのです。


先の女性のお話も

武将のマインドが
今の自分を苦しめる要因で
あったとしても、

武将の苦労あっての
今の平安ということにも
なるのかと思うため、

現在の環境を利用して、
かつての傷を癒やすことができる
のですし、

武将が癒えるほどに、
現在のその女性も解放されていくから、
Win-Winの関係性です。


「武将、そりゃ、眠れないよね〜!」
ってお話だと思うんです。

その物語に自分だけは
ひたすら共感してあげたいよなって。

でも、共感のあまり
またお魚ちゃんが増殖したり、
形態形成場をコピーしたり、
ということは
ぜひ避けたいですから、

共感のワンクッションを
置いたあとは、

必ず安心させてあげたい。

「武将、見て見てこれ! ス・マ・ホ!」
「今は戦国じゃないよ♡」

って(笑)

何百回でも教えてあげて、
安心させてあげたいです。

この
「共感」「安心」のステップを踏んでから、

「もう手放そうね」
といって、

古い観念、記憶を
一緒に「浄化」していく。

ホ・オポノポノでクリーニングしてもですし、
並木良和さんの統合ワークはもちろん、
その他の方法も無数にあります。

この「共感」「安心」「浄化」のスリーステップは
「自己認識編」のあとの
「レッスン編」でももういちどくわしく
お伝えできたらと思っていますが、

要するに、
この講座でお伝えしていきたいのは

過去にちりぢりになっている
自分のエネルギーを
ごっそりハイパーレスキューして、
現在というポイントに統合する大作戦!

なのです。

セルフセラピー大作戦への準備はいいか〜っ!

突然コールアンドレスポンスを
要求されてもこまるかと思いますが、

「お〜っ!」の声をいただけたと信じて
続けてまいります!

「過去の自分」をひもとくのは
「今の自分」の可能性を拡大するため


前世の話題が出ましたため、

ここで、取り扱いに注意したい
前世のことも整理しておきたいです。

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