錬金術 ――画像しりとりはじめました(#85)
(#84) ど忘れ→「れ」→錬金術
こうして保管すれば
ピラミッドパワーでいつまでも減らない
……と『ムー』に載ってた気がする
そんなわけあるかい。
『ムー』とは、1979年に学研から創刊された、月刊オカルト雑誌である。
「世界の謎と不思議に挑戦するスーパーミステリーマガジン」をキャッチコピーに、最新科学ミステリーから、UFO、心霊、魔術に超古代文明など、ありとあらゆるあやしげな事物に首を突っ込んでいく、正統派のあやしげ感爆発情報誌として名高い(笑)。
こういう、ちょっとアヤシげな雑誌が学研から発行されてるというのも、考えてみると、ちとオモロい^m^
ちなみに、今回、画像ネタのキャプションで触れている「ピラミッドパワー」も、当然、『ムー』の守備範囲である。
ピラミッドパワーとは、ピラミッド形 (正四角錐) の物体を南北の方向に正確に合わせると、
・その中では腐敗が抑制される
・その中では剃刀の刃の寿命が延びる
・その中で瞑想すると悟りの道が開かれる^m^
といった不思議な現象が起きる、というもの。1970年代から1980年代にかけてのオカルトブームに乗って、一時、けっこう騒がれていた気がする。
一見、怪しさ大爆発指数相当高めで、眉にツバしっかりこすりつけなきゃ案件なのだが、
今でも、大真面目に研究している学者さんたちも一部おられるようだし、
ピラグネット(Pyragnet)という「個人用のピラミッド」なんてものも実際売られてたりもするので、
まあ、どこぞの新興宗教の壺みたいなまるっきりインチキなものとは一線を画した、「疑似科学」の典型的な一例といったところなのか。
いずれにせよ、「札束を抜いても抜いても自動的に補充される」なんて効果はさすがにない( ̄∀ ̄)
そういや、月刊『ムー』って、今でも売っているのだろうか。
売ってた (笑)。
表紙を見るからに、んー…テイストが昔からまるで変わってない^m^
ちなみに、今月号の内容はこんな感じになっている。
この内容でも、アヤシさはなかなかのものだが、次号予告がまたふるっている。ていうか、なんかそそるタイトルがてんこ盛りだ♪
いきなりトップ記事が
「総力特集 中国がAIで「黙示録大予言」を成就させる!!」だwww
――中国で新約聖書の話持ち込まれてもなぁ……^m^
中段には、「UFOディレクター 矢追純一」の一文が。……いまだに現役なんですね(*´∇`*)♪
特別レポートでは
米海軍関係者が驚くべき実態を暴露!!未確認潜水物体USOが地球を極秘侵略している!!
――未確認潜水物体「USO」ってwww 略字だからしゃーないっちゃしゃーないんだけど、一気にうさんくささが倍増するようなタイトルである
( ̄∀ ̄)。
緊急予言レポートでは
芸人・島田秀平が語る仏教のメシアとインターネットの近未来!!「弥勒菩薩」の正体はウィンドウズ95だった!!
――なんでやねん。✋
ま、いずれにせよ、こんだけてんこ盛りのミステリーを目の前にしても、この方はきっと、いつものようにこう言うのだろう――
そんな、仏頂面の芥川龍之介こと、中禅寺秋彦でも、こいつは不思議だ!! と言いたくなること必定な案件がこちら――
お気づきだろうか。
当時20歳の菊池桃子が「RA MU」というロックバンドのボーカルを務めていたことがあることを。そして――
さすがは You Tube、ちゃんと映像、残ってるんだwww
では、怖いもの見たさを研ぎ澄ませて聴いてみたまへ ( ̄∀ ̄)
今週の7曲目、RA MUで『愛は心の仕事です』
……こ、これは、どう表現したら、差し障りのない言い方になるだろう……
きっと、疲れてたんだね、桃子さん…(・_・)
マジな話になると、当時の菊池桃子は、でびう以来ずっと続いていた
「出来上がった楽曲をただ歌うだけの歌手活動」に違和感を感じており、でびう前の、(趣味として) ピアノを弾き語りしながら歌っていた時のように、制作の早い段階から楽曲に関わりたい、そう思っていたそうで。
その結実が、このロックバンドという選択肢だったというわけだが……
出来栄え云々をどーこーいうのは置いといて、一つだけ言えることは、
このパフォーマンスをしている菊池桃子は、とても楽しそうだということだ。これだけは間違いない。
京極堂でもさすがに「不思議」というだろう「RA MU」に続き――
こちら、ワムウ。
柱の男である。
そして、
こちら、Wham!
ラスト・クリスマスの人たちである。
……さあ、だんだん、ワケが分からなくなってきたぞ(・_・) おまへの怪しさもムーと大差ないやないかい。
時間が押してくると、頭ん中がナチュラルハイになっちゃうからね^m^
まあ、ちょうど頃合いでもあるし、この流れのまま今宵はこの曲でエンディングとしようか。
今週の8曲目、Wham!で『CARELESS WHISPER』
――いや、その流れで『LAST CHRISTMAS』ちゃうんかいっ!(笑)
……ま、湿気た曲が好きなものでね……^m^
この曲、日本でも
西城秀樹が『抱きしめてジルバ-Careless Whisper-』
郷ひろみが『ケアレス・ウィスパー』
と新御三家のうち2人がカヴァーしている (しかも同じ年[1984年]にw)。
ちなみに、新御三家の残るひとり、野口五郎がこの年にリリースしている曲は、
『ひとりが好きですか』――なんか意味深(・_・)
おっと、今宵ももうこんな時間だ。『月刊ムー』を買いに行かなくちゃ♪
そんなこんなで、
明日も、なるべく多くの人が、たまにはアンビリバボーな不思議体験にワクワクするような一日でありますよう\(^o^)/
■ おまけ
今回の画像しりとり列車 (85両目) の前の車両です。タイトル「ど忘れ」と右下のネタ画像で、なにこれ?て引っかかりを覚えた方がおられましたら、時間が許すような時にでも、覗いてみてやってください。
こんなダラダラと長ったらしい記事に最後まで目を通していただき、その忍耐強さと博愛の御心にひたすら感謝☆です ありがとうございます ご覧いただけただけで幸甚この上なっしんぐなので サポートは、私なんかではなくぜひぜひ他の優れたnoteクリエイターさんへプリーズ\(^o^)/♪