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チョキ              ――画像しりとりはじめました(#103)

(#102) 不意打ち→「ち」→チョキ


「最初はグー」でいきなりパー出されるズルを見越してのチョキが裏目で思わず涙目

――人間、何事も考えすぎは良くない👆



ま、こういう人を相手にしすぎたのかもしれない( ̄∀ ̄)

なんか、いそうだし。そういう生徒^m^

でも、こうしてチョキとパーの画像を続けて見ると――

ついつい、こうやってグーも見たくなるのが人情というものである
( ̄∀ ̄)←そうか?


ま、それはともかく。

ジャンケンが遊戯として成立するのは、

グーがチョキに勝ち
チョキがパーに勝ち
パーがグーに勝つ

といういわゆる「三すくみ」が成り立つからである。

ただ、この三すくみってホンマに成立してるんやろか?( ̄o ̄)?

① グー(石)はチョキ(ハサミ)では切れないからグーの勝ち👈解る
② チョキ(ハサミ) はパー(紙)を切ることができるからチョキの勝ち👈解る
③ パー(紙)はグー(石)を包み込むことができるからパーの勝ち👈まあ解る
 

――問題ないぞ( `ー´)ノ

……いやいや。上の理論、
①はグー(石)の防御力目線で
②、③は、チョキ(ハサミ)とパー(紙)の攻撃力目線
ビミョーに違ってるやん。

もちっと分かりやすくするために、それぞれの攻撃・防御特性等を精査し、対戦別の相性をみてみると、こうなる――

① グー (石)
 攻撃力は乏しいかもだが、硬さ、いうなれば鉄壁の防御力が持ち味。
 チョキ(ハサミ)に対しては、相性が良い。攻撃を加えられても全然平気♪ むしろ、攻めてきたハサミが刃こぼれするが関の山よ(o^-')b♪。
 パー(紙)に対しては、グー(石)の相性の悪さは否定できない。パー(紙)はいわば包囲作戦でこちらがダウンするのをひたすら待ってきよるからだ。攻撃力の乏しいこちらでは、その囲みを突破することは難しい(*´Д`)。

② チョキ (ハサミ)
 切り裂く力、という圧倒的な攻撃力が持ち味。
 パー(紙)に対しては、相性が良い。気持ちいいくらいに切って切って切りまくってやれ(o^-')b♪
 グー(石)に対しては、相性が悪い。どんなに力を込めて切り刻もうとしても厳しい。むしろ力を加えて無理やり切ろうとすればするほど、こちらが深くダメージを負ってしまうだろう(*´Д`)。

③ パー (紙)
 包み込む、というやや特殊な攻撃が持ち味。
 グー(石)に対しては、相性が良い。じっくり取り囲んで持久戦だ。あとは相手方の兵糧が尽きるのを待つのみぞ(o^-')b♪ 多少抵抗してきても、こちらはしなやかにいなすだけでよい。連中の攻撃力などたかが知れている。
( ̄∀ ̄)
 チョキ(ハサミ)に対しては、確かに相性が悪い。こちらが一旦守勢に回れば、なすすべなく無残に切り刻まれることだろう。
 ただ、こちらの得意な攻撃方法は「攻囲」だ。包囲することさえできれば、得意の持久戦に持ち込み、勝利することも決して不可能ではあるまい

――そう、パー (紙) とチョキ (ハサミ) の相性だけは、パーの優位性はなんとなく分かるが、パーの特性を考えたら、そない圧倒的な不利か?と疑問に感じるのだ。

いやいや✋石を包み込めるならハサミだって包み込めるやろ、と。

だから、パーとチョキだけは、ことによっては五分の相性なのではないか?

ひねくれ者の感性を持つ少年は、じゃいけん (*1) するたびにそんな疑問を抱き続けていたのである( ̄∀ ̄)。

*1:じゃいけん:もの心つく頃、少年が育った関西某所では「じゃんけん、ポン」ではなく「じゃいけん、ほい」だった。


もともと「三すくみ」とは、三者が互いに得意な相手と苦手な相手を1つずつ持ち、そのために三者ともに身動きがとれなくなるような状態をいう。
だから「三すくみ」なのだね👆

で、その三者というのは、石、紙、ハサミ――ではなく(笑)
ヘビとカエルとナメクジだ。

これも、大部分では納得するが、ジャンケンの時同様、
ん?(・_・)?――と疑問を抱く部分がある。

ヘビはカエルに強い。これは分かる。捕食関係だしね。
ヘビに睨まれたカエル」なんて言い回しもあるくらいだし。

カエルはナメクジに強い。これも分かる。補食関係だから、too。
まあ「カエルに睨まれたナメクジ」なんて言い回しは聞いたことないけど^m^

問題は、ナメクジはヘビに強い。👈ここ。
三すくみの説明だと、ナメクジにはヘビの毒が効かず、逆に身体の粘液でヘビを溶かしてしまうという。
?(・_・)?――んなアホな。どんなハイパーナメクジやねんww

では、どうしてこんなヘンテコの事態になってしまったのだろう?

調べてみると、ヒントとして見えてきたのが「関尹子かんいんし」。

関尹子は中国の思想家で、『呂氏春秋』や『荘子』に記述が見られる人物であり、老子の一番弟子の尹喜いんきと同一人物ともされる人である。

で、この関尹子の中に、こういう記述があるのだ。

螂蛆食蛇、蛇食蛙、蛙食螂蛆、互相食也螂蛆

まさに、三すくみを言うてると思しき文である。ただ、この「螂蛆」ってナメクジなん? ナメクジって「蛞蝓」ぢゃなくて?

で、もうちょい調べると、この「螂蛆」がムカデであることが判明する。

まあ、ムカデなら、ナメクジよりかはまだ納得感が出るか。

それでも、だ。
ひねくれ者はまだ首をかしげる。本当の三すくみになるためには、ムカデが蛇を捕食する関係にならないと成立しないんぢゃね?と。

だってねえ。ムカデはヘビに強い。って言っても、それはムカデが蛇に容易には食べられない、というだけであって、ヘビがムカデを前にしてビビるかといえば、それはないでしょ、って話だからして(笑)。

なので、ナメクジがムカデに代わったところで、結局「三すくみ」にはならない、そう思える秋の夜長なのだ。


おっと、なんだかんだで今宵ももうこんな時間だ。今日はけっこう余裕があったはずなのに(・_・)。曲を貼っつける時間がもうない(*´Д`)。

やむを得まい。「今日の一曲」は明日以降貼り、「昨日の一曲」にすることにしよう。(トホホ……)


そんなこんなで、
明日も、なるべく多くの人が、
ウラのウラをかいて失敗するくらいなら、素直な正攻法で明るい一日を過ごせますよう(*´∇`*)♪――こんな風にならないようにね^m^👇



■ おまけ

 今回の画像しりとり列車 (103両目) の前の車両です。タイトル「不意打ち」と右下のネタ画像で、なにこれ?て引っかかりを覚えた方がおられましたら、時間が許すような時にでも、覗いてみてやってください。


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