ベジタリアン【vegetalian】① 野菜が大好きでたまらん、とか、肉は胃に重くてどうも……とかいう手合いはまだ理解できるが、肉を食べることが罪深いから、という反動で野菜しか食わない、という輩はどうにも理解できない。植物は食べても罪ぢゃないとでも言いたいのだろうか。
② そういう貴方には、ぜひ、罪深い自分から解放されるために、断食による入定をおススメしたい。
③ とりあえず植物を食べる罪をタナに上げて、人の肉食をとやかく言える立場ではないだろうに。
皮肉の舌(タン)を過呼吸
潔癖症【けっぺきしょう】① 顕微鏡レベルでは自分の体表面がどれだけ汚いかということにも気づかず、自分が触れるあらゆる物をキレイにせずにはいられないという、身の程知らずで図々しい思い込み。
② 洋式トイレの便座を病的なくらい拭きまくるキミ、君のおしりはそんなにキレイなのかい?
皮肉の(タン)を過呼吸
三権分立【さんけんぶんりつ】① 権力が集中するとロクなことがない、ということを過去の苦い経験から学び、司法・立法・行政の三権をそれぞれ独立させ、三すくみの体制を取らせることによって社会を健全に運営しようという試み。
② 残念ながら現代社会においては三権のどれがグー、チョキ、パーなのか分からず三権全てがチョキなために、三権同士の優劣はなく、パーな国民にだけは強い、という図式が成り立っている。
皮肉の舌(タン)を過呼吸
限界【げんかい】① 人間がこわれてしまった時における、その直前の状態。要するに限界とは、それを越えてしまってはじめて「あぁ、あそこが限界だったんだ」と悟ることのできるボーダーラインのことであり、未来に向かって予め想定すべきポイントではない。
② 「だめだ、もう限界だ!」などとしゃべれるうちは、まだまだ余裕の範囲内である。
皮肉の舌(タン)を過呼吸
井の中の蛙大海を知らず【いのなかのかわずたいかいをしらず】① 井戸の外におっても、たぶん蛙は大海なぞ知らない。
② 井戸の中にいる蛙は外の世界を知らないという事実を端的に言っているだけのことで、通用しないとは言っていない。即ち、やってみなわからん、がんばれカエル、の意。