マガジンのカバー画像

皮肉の舌(タン)を過呼吸

57
松平雅楽守のダークな本質が端々に漏れてしまっています。ひねくれて星を見上げた僕なのかどうかは定かではないです。読めば読むほど、コイツ性格悪いんだろうなぁ…て思います。他ならぬ松平… もっと読む
運営しているクリエイター

記事一覧

皮肉の舌(タン)を過呼吸

机上の空論【きじょうのくうろん】① 負債に負債をかけあわせても決してプラスに転じないと知った時、人は数学の限界を思い知る。

皮肉の舌(タン)を過呼吸

人を呪わば穴二つ【ひとをのろわばあなふたつ】① 「人を呪わば穴二つ掘れ」の略で、人を呪うと、そのしっぺ返しが自分に降りかかるため自分用の墓穴も掘るハメになるよ、という戒め的な言いざま。逆に言えば、自分用の墓穴を掘れるくらいの覚悟があれば、呪いをかけるもOKというスタンス。 ② いぢめを苦に自殺するくらいなら、いぢめ相手を模したワラ人形に五寸釘をブチ込むくらいはやってみよう。運が良ければいぢめっ子は呪いで死に至り、苦しんできたいぢめからは解放され、さらに運が良ければ、自分もその

皮肉の舌(タン)を過呼吸

憂鬱【ゆううつ】① 「憂鬱」という漢字が書けなくて落ち込むこと。

皮肉の舌(タン)を過呼吸

バイオリズム【biorhythm】① 今は悪くても、じきに上向きになるさ♪という楽観的な思い込み。もしも振幅が150年くらいの波だったら、下がりっぱなしで生涯を終えることだってある、ということに思いが至らないところが、ある意味人間の限界と言えるのかもしれない。

誤解【ごかい】

① 英語では"the fourth floor"だが、米語では"the fifth floor" なために起こる事態(*1)。 ② 「あっ」と言えばまだ救われるが、「えっ」と言えばもうおしまいな事態。 ③ 『めぞん一刻』の主成分。 *1:アメリカ英語では、1階が"first floor"、2階が"second floor"、3階が"third floor"……となるが、イギリス英語では、1階は"ground floor"で、2階が"first floor"、3階が"thir

皮肉の舌(タン)を過呼吸

再放送【さいほうそう】① 昔、見たくても見られなかった番組が、満を持して再び見られない時間帯に放送されること。

皮肉の舌(タン)を過呼吸

流行【りゅうこう】① めぐりめぐって繰り返す習性があるらしい。ついうっかり買ってしまったベルボトムのジーンズをタンスの奥深くにとっておく必要性は、そこにある。 ② 「流行の先端をゆく者」は、「流行遅れ」の背後をひた走っているのと同義。スピードを上げ過ぎると「流行遅れ」に追いついてしまう。ついうっかり買ってしまったベルボトムのジーンズを履いて外出してしまった君は、まさにそれである。

皮肉の舌(タン)を過呼吸

平均点【へいきんてん】① とある高校のホームルーム中における担任教諭Aの、定期テストに向けて激励の一言。 「みんな、頑張って全員が誰一人欠けることなく平均点以上とるように!」 ……はい、がんばります……(・_・)。この担任が数学の教諭でなかった(注)のが、せめてもの救いか。 注:ただ、この先生、確かに数学担当ではなかったのだが、担当教科は理科だったらしい(笑)…理数系なんだ…(^_^;)

皮肉の舌(タン)を過呼吸

思い出し笑い【おもいだしわらい】① 記憶力がいいのも考えものである。 ② 笑いの一人時間差攻撃。 ③ …だから、放っておきたまえ。彼は今、幸せなのだ。→親バカ②

皮肉の舌(タン)を過呼吸

人間嫌い【にんげんぎらい】① シニカルな面持ちでこううそぶく手合いに限って、自分一人では決して生きていけない。自殺以外に身の振り方を思いつけないのなら、「人間ギライ」を公言する前にまず農業のエキスパートになり、自分一人の力で自給自足できるようになるのが、「人間嫌い」と自称する最低限のエチケットというものであろう。

皮肉の舌(タン)を過呼吸

白【しろ】① 絵の具では油彩水彩を問わず真っ先に減っていくのに、色鉛筆では最後まで長いまんま、ヘタすりゃ削られることすらないままその生涯を終えるもの。人はここに適材適所という言葉の意味を見出す。

皮肉の舌(タン)を過呼吸

風流【ふうりゅう】① 概して金にならない。「芸術」と似て非なる点はそこである。

皮肉の舌(タン)を過呼吸

偽善者【ぎぜんしゃ】① まぎれもなくいいひと。腹の底でどんな悪逆非道なことを考えていようと、実際に行っていることはまぎれもない善行なのだから。 ② むしろ逆に「偽悪者」とかいうものにはうすら寒いものを感じる。「偽悪」というくらいだから、本当は自分は善人なのだと思いこんでいるわけで (厚かましいことこのうえない)、それでいて表立っての行為が悪行なのだから、これほど救いようがないことはない。だったら、心の中で何考えていようが、行いだけでも善良な偽善者の方が、なんぼかマシというもの

皮肉の舌(タン)を過呼吸

ライバル【rival】① ジュリー。……古っ(・_・) ② 互いに切磋琢磨し、レベルアップを図れる望ましい関係。 ③ 握手をすると、それとなく握力測定へと発展してしまう汗くさい関係。 ④ 往々にして、そう認めているのが自分の方だけ…という空しい関係。