"理論的に"多様な人があつまる場所とは?
最近、東京では再開発が多いですよね。
再開発の予定地のまわりを歩いてると、完成予想図がかかれ、老若男女様々な人が歩いている写真がかかげられます。
ある意味のコモンスペースの理想像ですね。
建築を勉強していると、「多様な人が集まる場所」というのを考えることがとても多いです。建築学生や建築関係者の方は共感してくれるのではないでしょうか。
しかし、なかなかこんな理想的な場所は存在しないのが現状だと思います。
免許センター=つまらない?いやいやポテンシャルがあるのでは?
先日免許更新のために免許センターに来ました。
免許センターに着いた時に、ふと感じた違和感がありました。
普段顔を合わせないような年齢の人がいる。
年配の方から若い人まで、貫禄のあるオジサマもればちょっと怖いヤンキー的な人もいます。よくこんなにもいろいろな人がいるもんだ。珍しいなと感じました。
あれ、、でもこれって免許センターの仕組み的に当たり前だよな?
日本の普通運転免許取得者が定期的に免許更新のために訪れるこの場所は、理論的に「様々な場所が集まる場」といえるのではないか?
警視庁が出している免許証保有者の統計をみてみても、
10~50代まではおおよそまんべんない割合で保有しているみたいです。高齢者は割合が減りますが、高齢者というくくりで見れば他年代と同程度の人数がいます。
免許センターって県内に数か所しかないですよね。ある程度の母数がいる免許取得者が県内に数か所しかない免許センターに訪れれば、それはランダムな人が訪れていることになるのではないでしょうか
ひとつ落とし穴としては、免許が16歳からしか取得できないこともあり、10代以下の人は免許センターに来ないですね、、
ショッピングモール、駅前広場、公園など、、多様な人が集まる場所はいくつか思いますが、どれもある程度は訪れる人の属性に偏りは出そうです。ショッピングセンターに年配者は少ないし、公園は家族連れや子どもが多い気がします。
免許センターにランダムな人が集まるから何だ!という感じはしますが笑
学校の卒業設計が控えてる今、少し考えのきっかけになるような気もします。
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