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兎にも角にも身につけておいた方が良さそうな考え方

先日参加したイベントで学生さんに考えるとは何かについてナレッジをシェアしたので、少し整理したうえでnoteに投稿してみる。これからいろんな人のアウトプットをレビューする機会もあるから、こちらのnoteを活用していく。

参加したイベントでは問題解決型のワークショップを行った。テーマは「指定された業界の負を特定し、それを解消するための新規ビジネスを立案せよ」というもの。

就活イベントのワークショップでもよくみるテーマではあるし、就活だけでなく社会に出てからも同様の思考をすることは多分にあるので、考え方を身につけておくことは悪いことではないと思う。※あくまで考え方。解き方ではないので注意!

自分の思考の癖を捉える、思考の違いを理解する

人は無意識のうちに思考の癖を身につけている。だから一緒に議論していると、「あの人、具体的なことしか言わないな」とか「抽象的なことばかり話して何も議論が進まない」なんてことも。

まずは、思考の癖を捉えましょう。演繹的、もしくは帰納的に考えるのが得意だと感じる人がいると思うので自分のタイプを理解しましょう。

理解できたら、自分が普段使わない考え方がどんなものなのかをちゃんと理解しましょう。参考記事を引用してきてるけど、わからなかったら追加で調べてみること。ネット検索でもいっぱい情報は出てくるし、証明を求められる人(大学の教授とか)はちゃんと理解していると思う。

ここで大事なのは自分の癖を理解し、意識的に違う考え方を使ってみること。癖があることは何も悪いことはでないです。

▼理解するうえで、参考になりそうな記事たち

法学の方が『理系』で、工学の方が『文系』という話 ~本当の理系と本当の文系について~
http://snowymoon.hateblo.jp/entry/2013/03/10/201924
「同じ」点を探せば、帰納法や演繹法が理解できる」
https://diamond.jp/articles/-/153156?page=2

情報を読み取り考察すること

世の中には情報が溢れていて、必要としている情報に近しい内容はすぐに見つかります。ただ、なんとなく答え探しをしている気持ちになるので、これが今欲しかった情報だ!となってしまうと思考が止まってしまうから注意が必要。どんなときも自分の考察を加えることを意識しましょう。

就活において必要なことは何か?と調べると、「自己分析」という回答がいっぱい見られますが、そこで「なぜ自己分析が必要なのか」を考えることが考察するということです。

▼理解するうえで、参考になりそうな記事たち

「考察」とは何か
https://berd.benesse.jp/berd/center/open/syo/view21/2009/12/s01toku_12.html

※より具体的にイメージしたかったら論文を読むこと!

問題を解決するということについて

問題解決にはフレームワークがあります。知らなくても何となく議論していれば、フレームワークに沿った議論になっていることが多いですが、体系立てて理解しておくとより生産的に議論を進める一助となるはずです。

※フレームワークは強力なツールなので、目的に沿った使い方をすれば効果的ですが、目的もなく使い始めると欲しい結論を得られないだけでなく、時間も浪費するので注意して使いましょう。

詳しいことは記事では紹介はしませんが、この問題解決思考、ちゃんと課題を特定できたら解決策を導くまでのプロセスの9割は終わったと言えるそうです。(自分の実感値でもそう感じることが多い。)

ここもフレームワークを紹介している記事がいっぱいあるので、そちらを紹介させていただくに留めておきます。

▼理解するうえで、参考になりそうな記事たち

問題解決思考
http://www.tiptopm.co.jp/comments/%E5%95%8F%E9%A1%8C%E8%A7%A3%E6%B1%BA%E6%80%9D%E8%80%83/
問題解決のための論理的思考法とは~課題との違いからプロセスまで~
https://www.recruit-ms.co.jp/issue/feature/0000000624/
理想と現状を比較して問題を可視化するフレームワーク「As is / To be」【問題発見】
https://www.kikakulabo.com/tpl-asistobe/
「AsIs ToBe 思考で問題と課題を明確にする」
https://qiita.com/ymatsukawa/items/314ffcff7a6db0c8f189

最後に

今回、いくつか考え方について紹介させてもらいました。どれも僕自身の経験を通じて知っていた方が効果的に問題解決できたなと思うものです。

一方で冒頭でも注意を促しましたが、これができればなんでも問題解決できるわけではないです。まだ見ぬ問題が出てきたときに自分でフレームワークを生み出したり、複雑な問題の時はシステム思考を活用したりと思考の世界は本当に奥深い…。

ただ全く知らないことと、知らないことを知っていることの差は大きいと思います。(知らないことに気づいてもらいたくてこの記事を書きました。)

誰かのきっかけになることを祈って、ここら辺でおしまい。

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