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庭木の製材

先日剪定(伐採)した庭木の中で比較的真っ直ぐな枇杷の枝(幹)を選んで製材してみることにした。

一番太いものから

生木を挽くのは初めてだがシュルシュルと心地よい。
触るとすごく湿っていて ”今まで生きていたんだ” という感じがする。

はじめは刃物を当てるとガツンとすごい抵抗がある
全面皮がなくなり滑らかな肌に

約Φ43mmの円柱になった。

穴あけすると白い粉が・・樹脂だろうか?

少しでも早く乾くようにセンターにΦ8の穴もあけておいた。
ロングドリルで穴あけすると白い樹脂のような粉が出て、枇杷の花の香に似た芳香を感じたのだが気のせいだろうか・・・

花は良い香りがする
伐採した枝には沢山の花が付いていて可哀そうだった
花瓶に刺してしばらく飾っておいた


ビワ 枇杷
【学名】Eriobotrya japonica
【科名】バラ科(ビワ属)
【産地】本州(中部地方以西)、四国、九州。中国原産
【比重】0.86

樹種事典を見ると比重0.86と結構重厚な木のようだ。
強度もあり工芸用にも良い材らしい。

楽器の材料として使うには相当の年数乾燥させなければならない。
果たして加工する時まで生きていられるのだろうか?

楽器でなくとも何かしらに使えそうだ。
庭木を使って何か作品になったら嬉しいな・・

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