介護系の研修で書いたと思われるメモ

部屋の片づけをしてたら出てきたメモをみて、当時の話をぼんやり思い出したり、そのころの事を思い出したりしてたのですが、全然関係ない何かのメモもあったりしたので、個人的印象に残ったメモだけこちらに自分が振り返りやすいように言葉を足しながら書き写して、本体のメモ帳は破棄する事にしました。どなたの公演か書いてないのがちょっと困りものですが…。
私のメモ帳、多分ほかにもいっぱいあるので、みつけるたびに、ここに書き写していきます。
そのうち介護関係ないメモも混ざる気はしますが、想い出をデジカメに撮って残しておくような行動と思ってください。

・どう生きていくか満足して死んでいくために
生きていく場をどこにするか。人生の様子色々(最後まで周りに人がいない人もいた)支えてくれる人を当てにできない子に負の遺産を残さないよう共生社会づくりを目指す少子高齢化社会。

治せるようにとりつくろうと、治せない人にかける言葉が無くなり、見捨てることになる。
生命(エネルギー)には限りがある。長く生きて自浄作用の低下でガンが起きたとしても、命が終わってはいけない考えから点滴(エネルギー
)を入れる。しかしそれは、ガン(別のエネルギー)だけ暴れ出す。
エネルギーはいらないのに無理に入れてないか?それはガンだけ元気になっていないか?
昔は、老いて死ぬのもボケるのもあたりまえと生きてきた。
ボケは死に入る前の夢の中。
4の字を嫌う死のタブー。
生まれ育ち、いずれは一生を終えるのが人。
部品修理屋の医者から、残っている人生を考える人に。
ずっと頑張るのは無理だし、ガンの人にガンでないと嘘をつくのもつらい。
先生(83歳)はシシリー・ソンダースさんと出会う。

頼りにしていた母を介護。同じものを買う母に「しっかりしてよ」という娘。
母は夢の中(認知症)だから(これは娘なのか?)と思う。
夢の中にいても。誇りは消えずにある。
老人ホームなどは心を支える広場。
特養9割女性認知症も9割、だけども、骨折や誤嚥性肺炎が起きると家族からの訴え。
リスクをゼロにすることは出来ない。どういう人を預けているか知らない人ほど……。
ガバナンス、組織の使命は?
人生の最終章をどう支えるか。
骨折させちゃいけない?→そもそも骨がもろい方々。動かない位しか骨折予防は無い。動く人は頚部骨折をたいていしている。
 どう人を預けるのか、その人の幸せのために、どんな生活をするのかそれを考える時代になった。
昔:1500キロカロリーのノルマを実施→誤嚥性肺炎発生によりノルマ実施前より苦しい思いをさせてしまう。
どこもそのような原因で誤嚥性肺炎を起こすからそれで救急車を呼ぶのが日常だった。
本来生き物は、年をとるにつれて食べる量が少なくなっていくもの。
年をとると、お腹が空いている時間の方が元気になる人もいる。
誤嚥性肺炎→治ってもその人が食べられなくなるため胃ろうつけて寝たきり→手足が拘縮。
そんな人の枕元に、家族は元気だったころの写真を飾る。
写真からその人の人生を知り、最期がこれでいいのか葛藤。

長い人生生きて最後にこの姿は誰もがおかしいと思ってはいた。
店じまいをしようとしている体に栄養を送っても、余分なもので障害が起こる。
だからまた誤嚥性肺炎などが起きる。
経鼻か経管か選べと言われてしまう。
水だけ飲んで死んでいく道は選べないのか。
食べないから死ぬのではない。
死ぬのだから食べないのだ。
食べたくないから食べない、眠るは自然な麻酔。
体の中を整理して、余計な物を捨てて身を軽くしてそして静かに天に昇っていく。
それでも子からみたら親は親。
離れたくない、生きていて欲しい、それは人の情。
突然苦しいのを見たら、救急車を呼ぶでしょう、その場合どこまで医療行為を行うか。
生のある人には医療は当然だが、生のない人に医療を押し付けても苦しめるだけの形になりかねない。
救急途中で死ぬと外来医者は診断書が書けず、死体検案書が必要になる(警察:年800件、この理由で起きて事件扱いにしなくてはいけなかったためうんざりしていた)
家族の想いを本人に押し付けちゃいけない。
誤嚥を恐れるあまりに、飲みたいビールを飲むことを許されなかったおじいさん。
「この人はビールを飲みたかったのに、6年間飲ませてもらえなかった!」
”飲めないと思い込んではいないか?”とろみのあるなしは?


(人間この未知なるものーアレキシス・カレル)


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