4/23の記録　担当:歌仙・村正

歌〉君の噂は聞き及んでいる。しかし、僕は
　　風流を愛する文系名刀だからね。
　　最初に言わせてもらうよ。脱がないからね！村〉そう来まマシタか！それは残念デス。
　　でも、何かの拍子にうっかり…なーんてことも
　　ありますカラ、、
歌〉無いからね。
村〉じゃあワタシがうっかり…
歌〉では、うっかり夕餉が一つ足りなくとも
　　許してもらうよ。
村〉…うっ…それは困るのデス。
歌〉交渉成立だ。
村〉待った！アナタの作った唐揚げが美味しいと
　　噂デスからね！それが食べたいのデス！
歌〉どうして皆、唐揚げばかりを要求するんだ
　　煮浸しや、天麩羅なども作ったじゃ無いか…

村〉あらま、今日は気温が高いのデスね？
　　あー暑いワー。脱いじゃおうカシラぁ？
歌〉分かった！！唐揚げで手を打とう。
村〉交渉成立なのデス！
　　で、今日の話題は決まっていたのデスよね？歌〉ああ。今日は京都散歩の記録だよ。
　　向かった先は2024年令和、京都嵐山。
　　ここで渡月橋の写真を載せるのがお馴染み
　　だと思うのだが、人が多くてね。
　　写真は撮っていないのさ。
村〉ではコチラは別の橋からという事デスね？

歌〉そうだね。
これは更に奥の船着場に向かう橋の上かな。

村〉んー。なんだかイマイチな構図デスね？
　　なんだかワタシにはしっくり来まセン。
歌〉子と旦那さんを追って通り掛かりに撮った
　　ものだからね。
村〉でしたらせめて…

村〉こんな感じでいかがデス？

歌〉ほう…。感性の問題であるから
　　好き好ではあるにしても、重視にしたい
　　ものははっきりしたかもしれない…
村〉huhuhuhu…そうして気づいた時には
　　ワタシの妖しい魅力に夢中なのデス

歌〉それは御免被る。
村〉連れないデスねぇ。

歌〉最初の目的だった。屋形舟。
なかなかに風流だろう？

村〉なんデスか！これは！！

歌〉ああそれかい？人形さんの乗る屋形船も
　　運行中だったんだ。
　　人形さんは手を振っていたし、船頭さんは
　　棒を動かして船を操っていてね。
　　とても可愛らしかったよ。

村〉もう一振りは石切丸デシタか。
天気が良かったようで何よりデス

歌〉そして、嵐山といえばこちらかな。

（こちらを向いている方は居ませんでしたが、
ひと様への配慮させて頂きます）

村〉竹林デスね！
歌〉竹林の中で異国の楽器（ハンドパン）を演奏
　　している人が居てね、とても幻想的な
　　雰囲気になっていたんだ。
　　あれは美しい音色だったよ。

　　そして、庭園の散策

村〉写真の熟練度がまだまだデスね。
歌〉伸び代が有るかも？と言ってあげてくれ。

村〉スマホ写真機なるものは無駄に便利過ぎると
　　言う話もありマスからね。
　　主！練習をしたいならワタシを撮れば良いの
　　デスよー！
　　被写体になって差し上げますカラ？
歌〉少々不安になる言い様な気が……

村〉そして、コレをみて嵐山を離れた
という訳デスね。

歌〉そういうことになるね。
村〉では今日の記録はこれで終いデスね。

歌〉随分とさらっと終わろうとするじゃ無いか？
村〉最近皆、喋りすぎデス。
　　間も無く来るキラキラ週間が恐ろしく
　　なりマス…
歌〉君は一体誰目線で話しているんだい……。
村〉huhuhu…聞きたいデスか？
歌〉……お断りしておくよ。
　　察しはつくからね…。

村〉では、今日の記録はここまでデス。
　　ワタシが脱がなくて物足りなかったカモ
　　しれませんが、唐揚げ付き夕餉には
　　変えられませんカラね。
歌〉どうなる事かと、はらはらしたがなんとか
　　乗り切れたよ。
　　最後まで見守ってくれてありがとう。
　　それでは、またお目に掛かる日まで。