忘却

忘れる事で楽になれることなんてこの世にいくらでもあるし、そう願っているけど、
その時の鮮度の高い感情を忘れていく自分を感じるのが苦しい、

忘れようと藻掻いて傷に痛み止めと絆創膏を重ねて前に進む人じゃなくて、傷が自然に瘡蓋になるまで見守って自然に剥がれるまで一緒に過ごして前に進める人でありたい、
そういう人が、人の痛みに寄り添える
本当の優しい人になれると思う

忘却は綺麗だが、同時に残酷であり
忘却の仕方が人の生き方を左右すると思っている

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