脳内整理48(日記)
今日は1日かけて僕の部屋の掃除をする。
僕の部屋というか、僕と兄の部屋なんだけど、
僕が実家を出てから兄が部屋を散らかしすぎてる。
てか、部屋の領土配分がどう考えてもおかしい。
12畳の部屋だから、一人頭6畳が適正なはず。
なのに兄が10畳ほど使っていて、僕が2畳に追いやられているのは絶対におかしい。
これは立派な国際問題。四畳分の領土侵犯。
今すぐ土地の返還を要求する。
僕と兄の部屋にはソル=バッドガイって名前の猫がいたんだけど、去年、腎不全で亡くなった。
白黒のハチワレのオス猫。やたらと太っていて、たしか体重が6kgくらいあったはず。
性格は、凶暴の一言に尽きる。すぐに手が出るDV猫。安易に撫でると手を八つ裂きにされる。
胃腸が弱いらしく、結構な頻度で嘔吐をする猫だった。
あと、兄にはよく懐いていて、いつも兄の膝の上で甘えていた。
僕にはごはんの時以外、一切の愛想を解いてくれなかった。くやしい。
たぶん、ごはん出し機くらいにしか思ってなかったんだろうなぁ。
もういないけど、部屋のいたる所には、ソルの生きていた証がある。
引っかき傷のついた襖とか、じゃれてボロボロになったラプラスのぬいぐるみとか、毛にまみれたブランケットとか。
今、掃除をしながら発見した、このゲロのミイラもそう。
嬉しさ2:懐かしさ1:感傷2:怖さ2:嫌さ3。
感情がめちゃくちゃになる、生きた証。
こいつは片付けよ。
押し入れを改造して作った、僕の本棚の掃除に取り掛かる。
小説、新書、漫画、絵本、攻略本とかを買った順に適当に突っ込んだだけの本棚だから、本の整列が凸凹。
僕の読書履歴が一目でわかるから、この並べ方はこの並べ方で好きなんだけど、締まりがなくて混沌としているように見えるから、気分転換がてら種類別に綺麗に並べようかな。
でも、単純計算で1000冊弱あるっぽいし、この冊数を並べ替えるの手間だなぁ。
あと、僕の本棚は押し入れの下段を改造してこしらえたせいで、ちょっとだけ背が低い。
だから、ずっと屈んで作業しないといけないんだけど、これがまあしんどい。
僕、齢23歳にして、来し方、3回のぎっくり腰を経験している弱い23歳だから、腰をやりそう。
骨が折れるねー。
慣用句的にも。物理的にも。
大好きだった絵本を見つけた。
かこさとし さんの「どろぼうがっこう」って本なんだけど、知名度どれくらいあるんだろ。
絵本特有の文章のリズミカルさに気づいた本だったと思う。
作中の「ざんねん むねん。ふかくの いたり。しまった、しまった。くちおしや。」って台詞が、子どもながらに気づけるほどテンポがいい。
あと、絵もめっちゃよくて、どろぼうがっこうの先生とかはどうみても大泥棒だし、生徒はどうみてもしがないコソ泥だし、警察はどうみても警察だしで、内容が入ってきやすい。
今思うと、かこさとしさんは象徴の使い方がめっちゃ上手いのか。
鋼の錬金術師、今読むと結構社会派だなぁー。
朝じゃん!寝ないと!
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