脳内整理45(日記)
脳内整理44の続き
思ったより文章量が多くなっちゃった。
もうちょっとコンパクトにしなきゃ。
可能なかぎり情報を切り刻んで必要なとこだけ取り出すか。
そうすればネタバレする機会も減るでしょ。
すごい。少年と真逆だ。
情報を多く切り出してふくらませていくの対概念だ。
ややあって、少年は大きくなることが怖くなる。ほんで、ミイラと鳩に出会って、チェスで対話するロボットになる。
いや、省きすぎて嘘になるのもダメだろ。
いやいや、嘘ではないんだけど、うーん。
名名名シーンがあるんだけど、チェスの動かし方の緩急を「体操の時間は過ぎ去り、哲学の時間が訪れたのだって」って言ってるの。
かっこよすぎない?
この言葉どこかで使いたいわ。
バイトの休憩に入る時に毎回言おうかな。
なんか強くなった気分になれるわ。
あと少年の感受性がずーっとすごすぎるんだけど、周りの人の感受性もなりなり高い。
少年のチェスの可能な棋譜の数は十の百二十三乗って話を聞いて「じゃあチェスをするっていうのは、あの星一個一個旅して歩くようなものなのね」って空を見上げて言える?
僕なら八中十九言えないよ。
「そう」で会話終了。サイテー。
思い返してみたけど、少年と深く関わった登場人物の精神性はどれも力強さじゃなくて儚さがあるように思える。
盲目的にイイねって思える人はいないなぁ。
でも、自分の居場所がどんな場所か知っているというか観念していて、それに対して不平を言わず、そのまま繊細で綺麗な世界に住んでる。
ふふ。作者の小川洋子さんのはもちろんのこと、これ解説の人もすごいよ。
「美しい極小の世界にしばし呆然となった。」
少年の着眼点を美しい極小の世界って形容するのか〜。綺麗な言い方するねー。
どこまでも感受性がすごいなこの本。詩集か?
後半書ききれてないけど、全部おもしろかった。
何度書いたかわからないけど、とにかく感受性が豊かな本。
この本を書ける小川洋子さんが若干怖くもある。
どんな着眼点を持ちながら生活してんだろう。
もっとちゃんと感想書きたいけど、ぜんぜんまとめられねー。
通信制高校のレポートに、文章を段落ごとに要約してまとめなさい。みたいなのあったけど、思えばこれ苦手だったなぁ。
全部必要な文章に見えて、何も省かずにそのまま書き写したら、レポートの端に赤ペンで「問題をよく読みましょう」って書かれた。
うっせ。問題もちゃんと読んでるわ。
要約力つけないとなー。なんか今更感すごいな。
この歳でか。学生時代に学んどくもんじゃんよ。
23歳になってやっとかー。
気づいた。要約の大切さに、ようや
朝が来るぞー!寝ろー!
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