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うたプリはステラ・ルーシェを救った

今回の記事は、うたプリとガンダムのオタクとしての解釈を垂れ流すものです。

凄い解釈だと思われる人がいるかと思いますが、私の中では『うたの☆プリンスさまっ♪』はステラ・ルーシェを救ったと考えてます。そしてシン・アスカも。この解釈を理解して頂くには、まずは『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』のお話を。

1.SEED DESTINY

2002年から2003年にかけて放送された『機動戦士ガンダムSEED』の続編が『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』。それはベルリンでの話でした。

ベルリンの位置(Wikiより)

ザフト軍が駐留する西ユーラシア地域。そこに地球連合軍がデストロイを中心とする攻略部隊を送り込み、ロード・ジブリールら反コーディネーター達が属するブルーコスモスは作戦にてザフト軍及び反連合派の殲滅を目論んだ。そしてデストロイと呼ばれる巨大MAに乗っていたのがステラ・ルーシェであった。このステラ・ルーシェは、生体CPU(宇宙世紀で言うなら強化人間)のためパイロットとして乗っていた。攻略部隊はドイツのベルリンに現れ殲滅作戦を開始。ザフト軍は攻略部隊に対応するため応戦。ミネルバ隊からはシン・アスカのインパルスが出撃。またザフト軍では無いもののデストロイを止めるためにアークエンジェルからキラ・ヤマトが載るフリーダムも出撃した。
このベルリンでのお話以前、シン・アスカはステラ・ルーシェと既に出会っていた。その経緯は端折るが、二人は恋に近い感情をお互い抱いていた(Zガンダムのカミーユとフォウに近い)。ステラ・ルーシェは上官のネオ・ロアノーク(ムウ・ラ・フラガ)に見せない表情をシン・アスカに見せていたのである。
そんな中でキラ・ヤマトは、シン・アスカの存在は知ってはいたがステラ・ルーシェは全く知らないでいた。そのような状況で、シン・アスカ、ステラ・ルーシェ、キラ・ヤマトはベルリンで出会ってしまった。

インパルスとデストロイとフリーダム

『機動戦士Zガンダム』では、カミーユ・ビダンを倒そうとバイアランに乗ったジェリド・メサから、カミーユを守ろうとフォウ・ムラサメがサイコガンダムで庇い戦死した。では『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』はどうか。デストロイで破壊活動をしていたステラ・ルーシェは、インパルスに乗るシン・アスカと機体越しで対面。シン・アスカはステラを救おうと説得し、ステラはシン・アスカに出会えたことに嬉しく心を通じ会おうとしていた。しかしそこにステラのことを知らないキラ・ヤマトが。キラの乗るフリーダムを目にしたステラは発狂し再び破壊活動を行う。行動はますます過激化していき、デストロイの破壊活動はインパルスへと向いてしまう。キラはシンを助けようとデストロイに立ち向かうが、シンはそれでもステラを助けようと必死になっていた。が、シンの願い虚しくデストロイが2機ともに攻撃しようとしていた最中キラはデストロイを破壊。キラはシンを助けようとした行為であったものの、シンはステラを撃破されたことでキラに憎悪を抱くことになる。
これが『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の話だ。
それを踏まえて次の話に移る。


2.うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE2000%の恋桜

『うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE2000%』。大人気マジLOVEシリーズであるうたプリの2期目。


ある日聖川真斗は時代劇のオーディションを受けることになったのだが、台本の中にヒロインを抱擁するシーンがあった。聖川真斗はそれを演技としてしなければいけなかったが、「抱擁は愛する人にするもの」という考えと恥ずかしさがあった為に躊躇う。それで何とかしようとメンバー達はヒロイン役として一ノ瀬トキヤを立てて抱擁の練習を画策し、聖川真斗に抱擁の練習をさせた。少し話を端折った上で、聖川真斗は時代劇のオーディションを受けて見事に成功というのが恋桜の回。

さてこの回がなんでステラ・ルーシェを救ったかと言えるのか。「シン・アスカ=聖川真斗」・「スティング・オークレー=神宮寺レン」・「アウル・ニーダ=四ノ宮那月」・「ステラ・ルーシェ=七海春歌」・「悪代官=ブルーコスモス」と解釈すればある程度説明できる。というのも生体CPUに戦闘を強いているのが反コーディネーター集団たるブルーコスモスだからだ。機動戦士ガンダムSEED DESTINYではステラ・ルーシェは死亡したが、ヒロインのためという構図は一緒で、うたプリと機動戦士ガンダムSEED DESTINYの両方とも敵を成敗している。その上うたプリはヒロインを最終的に救い幸せを勝ち取った。ということはステラ・ルーシェを救ったともいえる。 

うたプリはステラ・ルーシェを救った

これが私の解釈です。

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