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窓越しの世界 2019.11.29~12.5

みなさん、こんにちは。

昨日のライブにご来場の方々には、改めてお礼申し上げます。
また、12月はあと5回の演奏が予定されているので、是非どこかの会場でお会いできたら嬉しいです。

どうぞよろしくお願いいたします!

いよいよ12月になり、今年もラストスパートです。
去年の今頃とはまるで違う生活を送っていることに、自分自身驚きます。

この一年は、とにかく歌のことしか考えていなかったですね。
持てる時間を全て捧げたと言っていいでしょう。

おかげさまで一生付き合えそうな確信を、音の中に見つけることができたのですが、
実はもう、音楽を始めた時からそれを知っていたという、壮大なオチが待ち受けていたわけで。。

知っていたというよりも、感じていたことで、それに説明がついたということです。
それが、歌に寄与する効果は計り知れませんし、
音楽をする人たち、聴く人々にとって、さらに音楽を楽しめるものにしてくれると思います。

例えば奇跡のようなオーロラの、その源が太陽風のプラズマだと知っても、
決してその美しさが色褪せないのと同じことが、音の中で渦巻いています。

単純な科学ではなく、どう解釈するかが問題であると思っています。
解釈の仕方で、物事の見え方が変わることとと全く同じです。

どうやら、僕が思っているその解釈を論じている先人がいなそうなので、
、僕のそれを分かりやすくまとめた本にしたいと思っています。
音楽に携わる人以外にも楽しめるものにしようとすると、骨が折れますが、
ちょっとした使命感みたいなものに、掻き立てられています。

また、毎日のYouTubeの生配信が、そのことを見つけるのに大変役立ちました。

皆さんのおやすみ前の心地よいひと時になればと始めたのですが、
裏テーマは、とにかく自分にプレッシャーをかけるということ。

毎晩、公開レコーディングライブをしているようなものなので、
とても、追い詰められるわけです。
ぎりぎりまで歌い方に迷い、これでいいのかと迷う日も多く、
配信ボタンを押すのをギリギリまでためらう日が、今もあります。

その甲斐もあり、日々の鍛錬がより緊張感の高いものになっていました。

藁にもすがるような感覚を頼りに、自分の声に耳を傾ける日々の中で、
そんな一生物の感覚に出会うことができたと思います。

しかし相手にわかりやすく説明するということは、難しいですね。
その事象は、ほんの少しの言葉で事足りますが、
相手に伝え、理解を促し、感受性に訴えることの難しさは、
歌を作る無責任さとは縁遠い作業です。

腕の立つ編集者と出会えることも、その本の完成には不可欠のような気がしますが、それはもう、出会い次第でしょう。


でも、本当は、そのことに気がついた時、
このことは誰にも知ってもらえなくても、いいかな。
って思いました。

本当に自分にとって大切なことって、自分が知っていれば幸福なんだって思いました。

しかしながら、この世界で生きて行くためには、
僕の時間を、技術や知恵を、お金に変換する必要がある。
それと、やっぱり、同じ意識を共有したいなっていう、生命の性に従うことにします。
 
今年の12月は、振り返った時に、なんだかすごく、特別なものになりそうです。

あと1ヶ月。
良い日々を!

笹倉慎介

11/29【誰も知らないということを、確かめに】
11/30【公園に落ちている】
12/1【小説にする理由】
12/2【模様替え】
12/3【良い言い訳】
12/4【どちらか】
12/5【思い出した】

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