窓越しの世界 2022.5.17~20
5/17【表現】
大手を振っている者。路上で呟くように歌う者。本の片隅に忍ばせる者。
それぞれの表現がある。
今朝の公園で出会ったそれに、少し救われて、心のどこかが支えられる気がした。
5/18【続けていればの話】
スランプと出会うには、長く続けていることが条件だ。
継続による些細な麻痺の積み重ね。
それを引き起こすのも、解消するのも、過去の蓄積。
ある程度進めば、解釈と理解の深度との対面を余儀なくされる。
まるで待ち合わせをしているみたいに、未来のどこかで出会うことは決まっている。
続けていればの話。
5/19【いつかの父の言葉だ】
安心や安定の衣擦れが、知らず知らずボロボロになっている。
振り返ると、アレもこれも綻んでいて、一気に青ざめる。
ノートを見返して、綻びを一つ一つ結び直すと、前よりも少し強くなった気がする。
「昔の自分が助けてくれるよ。」
それはいつかの父の言葉だ。
スランプの度に思い出すが、抜け出せば、またホッとして、繰り返して、の、螺旋。
5/20【明日はサウナへ】
無理をしようと思えばできるが、明日の朝の清々しい公園タイムはお預けだろう。
体力が持っている活動時間は限られているし、どうせどこかで皺寄せがくるだけだと判断しPCの電源を落とす。
その判断を賞賛しスタジオを後にするけれど、気になる口内炎が2つ。
明日はサウナへ行けるだろうか。
玄関を開けると走ってきたトトが廊下を横切り、僕の部屋でゴロゴロといつものポーズをとる。
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