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guzuri recording house の新料金プランでの利用者の募集を始めます (10口限定)

私は13年前、2007年の1月より埼玉県入間市の米軍ハウスをプライベートスタジオとして音楽制作を始めましたが、この場所の環境が素晴らしかったため、次第に口コミにて音楽家が集まり、時間をかけながらレコーディングスタジオとしての形を成していきました。その過程で住まいも別になりました。

2009年からは、名称を「guzuri recording house」とし、スタジオに併設をしたカフェ「guzuri 珈琲店」の営業も始めました。

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2011年にはPUFFIN株式会社を設立し、guzuri全般の運営管理を行って参りましたが、昨年2019年より私自身が音楽家としての活動に専念したため、実務からは退き、運営も外部へ委託しておりました。

そんな期間が約1年間続きましたが、この度2020年4月より再び弊社が運営を行うことになりました。

現在は以前のように私自身が店に立ち珈琲店の営業を続けられるような状況ではないため、一時はguzuriの閉鎖も考えましたが、これまでこの場所で育まれてきた歴史や文化を思うほどに、「これからも米軍ハウスで生まれる音楽を届けたい。」という気持ちが自分の中にあるのも確かです。

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そして今後もguzuriを存続させるのであれば、その一番の目的は、何よりも皆様のもとに音楽を届けることです。

日増しに高まる春の気配の中、そんな思いを抱きながら4月以降のプランニングをしていますと、これまでとは違う新しいguzuriの姿が見えてまいりました。

本資料では、今回ご提案する新料金での利用者様の募集とともに、今後の guzuri recording houseの展望についても、ご説明させていただきます。

私自身も音楽家であるので、制作側の思いも身に染みて理解できます。今後は、利用者と運営側が、これまで以上に「音楽を届ける」という目的を共に担えるような場所になれたらと思っております。

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どうぞよろしくお願いいたします。

2020年2月15日 guzuri recording house / PUFFIN株式会社 代表 笹倉慎介 


guzuri recording house の新料金プランの募集を始めます (10口限定)

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▼ 4月より以下のプランにてguzuriを利用していただける方を募集します。(録音に限らず撮影など、内容によってはギャラリーやイベント利用にも対応できます。)

■ 月額の定額プラン
月々 39,800円+税/3か月間で6日間のロックアウト 利用権
■追加利用の場合のスタジオ利用料/ロックアウト9,800円+税
■先取りの予約可能数日6日間

★1回あたりの利用料(19,900+tax)となり、現在の基本使用料(50,000+tax)よりも大幅に金額を抑えることができます。さらに利用限度日数を超えた際は、ロックアウト(9,800+tax)と、さらにお得に利用することができます。
★契約は3ヶ月単位より受付け可能です。
6ヶ月契約はロックアウトを1日追加します。9ヶ月、12ヶ月までは同じようにロックアウトを1日ずつ追加いたします。
★録音機材について・現状、ProToolsにて20ch同時録音可能です。詳しい内容などはお問い合わせください。
★当プランの場合、ロックアウトの12h以上は翌am10:00までフリータイム
★利用が12h未満の場合、あまりを時間貸しとして利用可能です。
(例えば、6hの利用であれば別の日で6h利用可能)

こちらのプランは限定10口で、このプランに賛同いただける方の存在が、ひとまず4月以降のguzuriの運営の為の大切な条件になってきます。

詳しい詳細、ご不明な点は是非お問い合わせください。
より詳しくお話しさせていただきます。
問い合わせフォーム
guzuri recording house 利用規約

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guzuri recording house 
これまでの歩みと、今後の展望

もくじ
1. guzuri recording houseのこれまでの歩み
2. 米軍ハウスと音楽
3. 支え合う仕組みで、持続可能な運営を
4. 4月以降のスタジオ利用料プラン(利用者募集)

||今後の展望||
5. 米軍ハウスの老朽化による修繕工事の予定がある
6. 新スタジオ設計プラン
7. 現状を維持していきながら、新規プロジェクトを進める
8. 米軍ハウス録音の文化を守り、新しい時代への架け橋として

1. guzuri recording house のこれまでの歩み

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guzuriはレコーディング以外にも、リハーサルやライブに来てくださる方たちに育まれてまいりました。

▼ guzuri で録音やライブをしてくれたアーティストのみなさん
アン サリー・イノトモ・伊賀航・NRQ ・Exotia De Lago・オオヤユウスケ ・OLD DAYS TAILOR・岡田拓郎・GAKU MC・カルメン マキ・キセル・グッドラックヘイワ・齋藤キャメル・sakana ・cinema dub monks・John John Festival・John B & Donuts ・スーマー ・鈴木祥子・鈴木惣一朗・関美彦 ・曽我部恵一・田中馨・CHAKA・豊田耕三・Toyota Caili Band・tonco・中村佳穂 ・ハシケン ・ハッチハッチェルバンド ・ハナレグミ・paniyolo・原田郁子・林立夫・ブルームーンカルテット・THE BOCOS・bonobos・mei ehara・森は生きている・優河 ・湯川トーベン・よしだよしこ・リクオ・LAKE  etc..
上記はごく一部であり、まだまだ書ききれませんが、guzuriで生まれた音が何かしらの形で皆さまの元に届いているかも知れません。

私のバンド「OLD DAYS TAILOR」のMVになりますが、こんな具合にたくさんの音楽家がこの場所で音楽を残して来ました。

SASAKLA&John John Festival録音風景


2. 米軍ハウスと音楽

ジョンソンタウン上空から

米軍ハウスは、戦後の日本に滞在していた進駐軍のために作られた住宅です。

1970年代初頭になると、沢山の音楽家が米軍ハウスに移り住み、彼らの残した音楽は、それから約50年近く、今もこの国で生まれる音楽に大きな影響を与え続けています。また当時、アメリカンカルチャーに魅了された若者は数知れず、米軍ハウスを拠点にしていたアーティストが、音楽家のみならず数多く存在しました。

▼ 米軍ハウスに暮らしていたアーティストたち
■入間、狭山地区/細野晴臣・小坂忠・西岡恭蔵・吉田美奈子・洪栄龍・徳武弘文・岡田徹(ムーンライダース) ・和田博巳(はちみつぱい) ・駒沢裕城・林立夫・松田幸一・村上律など 
■福生、立川地区/大瀧詠一・村上龍・マイク真木 ・桑田佳祐など
調べるほどまだまだ沢山のアーティストたちがいたのだと思います。

時代とともに減少して来た米軍ハウスですが、近年もその減少に歯止めはかからず、ここ数年でもいつくものハウスの取り壊しを目にして来ました。そんな景色を目の当たりにしていると、当時から残り続けたguzuriのような米軍ハウスでレコーディングできるスタジオは、なかなか他に例をみない貴重なものだと、この頃は特に思います。

このような文化的価値を、これからの若い世代にも知ってもらい、後世に残していけないだろうか?

3. 支え合う仕組みで、持続可能な運営を

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このような時代背景はもちろんですが、スタジオを存続させる一番の目的は、何よりも皆様のもとに音楽が届くことです。
そのことを念頭に考えれば考えるほど、音楽家と運営側が共存していける仕組みが必要となってきます。
そこで、双方に最も有益である手段として、今後は一定の数のユーザーを月額の定額制で集め、安定した運営ができるプランを考えています。

これまでのguzuri recording house というのは、1 回ずつの使用料をお客様にいただいておりました。アルバム制作となれば少なくとも数日、多い時には1週間以上というスタジオの利用が必要となりますので、スタジオ利用料も安いものではなかったと思います。

4. 4月以降のスタジオ利用料プラン

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★冒頭に記載


||今後の展望||

★以下については、まずは4月以降の運営があってこそとなります。
大変大掛かりなものとなるので、実現するか否かも含めて現在プランニングを進めております。
スタジオ改修後の利用料金につきましても、利用者様にメリットのあるものにしてく所存です。


5. 米軍ハウスの老朽化による修繕工事の予定がある

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これまで、少しずつDIYにて環境を整えてきましたが、guzuri recording houseは、築66年の木造建築です。老朽化は免れません。

guzuriは賃貸住宅ですが、大家さんの話によると遅かれ早かれ予定されている大改修では骨組みと屋根だけを残し、建物をほとんど一度分解して復元をするような改修作業を行うとのことです。

そんな話を伺っているうちに、もしもその過程で「録音スタジオとしての建物の性能が向上すればこれまで以上に、より多くの音楽制作に貢献できるのではないか。」という思いも浮かんできます。

現状を維持しつつ、来たるべき改修工事の際に対応すべく、新しいguzuriのための設計を建築士に依頼し、プランニングや見積もりの作成を進めています。

6. 新スタジオ設計プラン

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▼ 地域にも、音楽家にも、より良い環境を
guzuriはどうしても住宅地にあるので、これまでは録音時間を限定したり、地域住民に配慮をしてきました。また、多少の音漏れについても近隣の皆様の暖かいご理解を得ることができていました。しかしこの先、音楽家にも地域住民にも、より良い環境にするためには、防音性を高めた建物であることが必要であると考えています。

▼米軍ハウスの良さを活かしつつ
guzuriは住宅地の一角ではありますが、南側の庭は大きな公園に面しています。録音の最中に望む景色は心身に創作的な影響を与えてくれることも、この場所の大きな特徴です。

▼古い床も再利用
これまでのように公園を望めるような開放的なスタジオプランもそうですが、米軍ハウスで長い間使われていた床や、これまでの米軍ハウスの改修工事などで保存されている古材なども再利用し、米運ハウス録音の醍醐味である木の温もりを受け継いでいこうと考えています。

guzuri古い床

米軍ハウスの良さを活かしつつ、より良い音作りのできる環境を目指します。

7. 現状を維持していきながら、新規プロジェクトを進める

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guzuriの運営が弊社に戻ってくることが決まった時点(2020年1月末)から、今後を見据えたスタジオに建て直す必要があると思い、新スタジオのプランニングに入ったわけですが、かなり大規模な事業となるため、2ヶ月弱の期間では難しいだろうということが、日に日に露わになってきました。

それでも各所に協力を呼びかけ、新スタジオの設計プランも現在進行中です。

とにかく今できることは、4月以降のguzuriを維持していきながら、新規のプロジェクトを進めていくことです。

8. 米軍ハウス録音の文化を守り、新しい時代への架け橋として

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2009年、米軍ハウスの街並みは「ジョンソンタウン」という名称になり、歴史的な街並みの保全は入間市や地域の発展に貢献してきました。

guzuriではそれと共に、歴史的背景が生み出した音楽という文化的な側面を担いつづけ、後世に音を繋いでいきたいと思っています。

さらには、これからの音楽界の発展のために存続しつづけて行けるように、どうか皆様のお力添えをいただければと思います。

そして今後もguzuriで生み出される沢山の音楽が、皆様の生活の中に寄り添うものになってくれると信じています。

2020年2月15日 guzuri recording house  /  PUFFIN株式会社 代表 笹倉慎介

guzuri内観_hamada

写真:濱田英明

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シンガーソングライター、文筆家。NHK Eテレで放送中の「2355」では、『顕微鏡で覗く世界』『小さな恋の物語』『球だから』等のヴォーカルを担当。noteのコンテンツ_歌声紀行~グラミー賞が獲れるまで~/世界はおやすみ/窓越しの世界/アルゴリズム/SasakuRadio!