窓越しの世界2019.6.7~13

「笹倉慎介の窓越しの世界」とは笹倉の３６５日を気ままに綴った随筆です。メルマガサイトまぐまぐにて月刊購読で配信中ですが、notoでの単体販売がいよいよスタートです！
どうぞ宜しくお願い致します。

みなさん、こんにちは。

どうにか時の流れを緩やかにしたいのですが、それも叶わず、
この一週間は、今年最速ではないかと思われるほど、瞬く間に過ぎてしまいました。

梅雨入りをしていますが、ここ二日は素晴らしい天気です。
昨日は外で歌いました。

誰もいない原っぱで歌うときの音場というのは、わりとスタジオの中と近いです。
むしろスタジオよりもスタジオっぽいというか。
昔は吸音してあるスタジオが嫌いでしたが、
全く音が跳ね返ってこないという状況というのは、真に自分の音だけが聞こえるので、
今は逆に自分と向き合えるいい環境だと思っています。

青空や流れていく雲を眺めるのはとても気持いいものですが、蚊には悩まされました。

美しい空の色も、眺めているからそう思うだけで、
その蒼さの中に飛び込んでしまったなら、たちまち命を落とすことになります。

しかし人類はロケットを作り、憧れの向こう側へたどり着きました。

僕は一生かけても、憧れの向こう側へ行けるかどうか分かりません。
足を進め続ける覚悟もできているのかどうなのか。
それが覚悟だったのかは、もっとずっと先になってわかるのだろうから、矢継ぎ早なこの毎日を、
掴み損ねないように、でも、ほどほどに、また次の一週間を始めてみようと思います。

明日からまた雨みたいです。
今日は夕方、散歩にでも出ようかな。

それでは、みなさん、よい週末を。

笹倉慎介

6／７【タバコを絶ったときのように】
６／８【安心するとき】
６／９【やり直し】
６／１０【外は、雨】
６／１１【中身はまるで違う】
６／１２【進化するありのまま】
６／１３【後押し】