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制作環境を大幅(?)に刷新した話 ⑤「ブース内の吸音」

前回の記事はこちら。

ブース外の調整はほぼ完了。まだ微調整するところはきっとあるが、ひとまずOK。

そうなると今度は防音ブース内である。こちらはちょっと困っていた。

私の防音ブースは収録に使用するだけでなく、ピアノの練習にも使用する。もともと楽器演奏用に設計されており、適度に残響を残す(といってもかなりデッド寄り)仕様になっている。

さすがに普通の家屋で宅録したものとは比べるべくもないが、それでももっといい音で録りたい。余計な残響を拾いたくない。

となれば、当然吸音材を壁全面にびっしり貼り付けるということになるのだが、そうなると今度はピアノの練習に不都合が生じてしまう。壁からの反射音が全くないとやはり演奏時の違和感がないとは言えない。

どっちを取るか、、、という話になってしまう。でもどちらも取るにはどうすればいいか。

悩んでいると知人からアドバイスを頂いた。マイクロファイバー毛布はかなり吸音材の代用になる、と。

これを取り外し式にして、普段は毛布を貼り、ピアノを演奏する際は全部外せば元通り!これしかない。いや、これがベストだ。

問題は毛布を壁に固定する方法である。

・接着剤   → 取り外しできない。
・ピン    → 壁に穴を開けたくない。
・両面テープ → 一度取り外したら再度貼る際は最初からやり直し。

何かいい方法はないか、とネットで散々調べていたのだが、見つけてしまった。

強力で、剥がせて、再利用できる両面テープ。

お高いけれどこれしかない、ということで購入!

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念のため両面テープの下にマスキングテープを貼って…

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とりあえず一面。

問題なく貼れることを確認したので残りを一気に。

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換気扇の周りをくり抜くのが大変だった…

収録時にはピアノにもこのように掛ければ、

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明らかに反響がなくなった。

貼付後既に数回の録音を経たわけだか、以前に比べて顕著に音の輪郭がくっきりしている。

貼り付けから1月が経過したが剥がれる様子もなく(きっちり圧着しなかった箇所はすぐに剥がれたが、しっかり押さえた後は問題なし)、そーさ、

材料費¥15000ほど。

部屋の反響を減らすことは録音の質の向上に相当寄与する。もしかしたら無闇にいいマイク、いいオーディオインターフェースを導入するよりも費用対効果としては大きいかもしれない。

少しでも宅録勢の方の参考になれば幸いである。


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