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制作環境を大幅(?)に刷新した話 ①

私の作業場、通称”せばすた”は、作曲スタジオであると同時にレコーディングスタジオでもある。そこそこ長い年月をかけて、環境を整えてきた。

3.5帖のブース内にはグランドピアノ。ピアノはもちろん、歌や各種楽器の録音に対応している。

リーズナブルにそこそこのクオリティを出せるということで、有難いことに収録にご利用くださる方もちらほらいらっしゃる。

さて、私は貧乏性である。一気にドカッと必要なものを購入して、一挙に環境を整えるということが怖くてできない。いつも少しずつ時間をかけてちまちま揃えていくのである。

防音ブース導入から2年半かけて少しずつ環境を改善していたのだけれど、私の不満は限界に達していた。

(せばすた見取り図)

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不満1 机の上が埋まっていて物書きすらできない。

私の机は幅こそ広いものの、スペースの関係で奥行きが60cmしかない。その机の上にMIDIキーボードを置いてしまうと…そう。それはもはや机ではなくキーボード置き場である。

僅かな余白にコップを置いたり書類を置いたりしていたものの、B5ノートが広げられないのはもちろん、葉書すらまともに書けないのは困ったものである。

いくらPCで作業するとはいっても、メモを手書きすることなんていくらでもある。楽譜を手書きすることも多い私にとって、この机は机とは呼べない。

そもそもMIDIキーボードの高さが合わない。鍵盤弾きとしては致命的である。

不満2 収録環境の改良の頭打ち。

私の収録ブースはピアノの練習にも使用している。したがって、適度な残響が得られるように設計されている。

しかし・・・である。歌や他の楽器を録るのであれば残響は少ない方がいいに決まっている。

幸か不幸か、防音ブースは適度な残響とはいっても、そもそもがかなりデッドに設計されており、そのまま歌を録ってもあまり差支えがなかった。それこそリフレクションフィルターなどを活用すれば、それほど残響を拾うことなく収録できたのである。

だが、私がやりたいのはそういうことではない。

私は、自分のプライベートスタジオで「最高の音」「最高の音楽」を作りたいのである。であれば、まあまあうまくいっているというところで妥協することは許されない。

暫く収録がないのであれば今のうちに大改造しよう。そう決意した。

結局この改良工事には2か月ほどを要したが、この大きな不満2つを解決する過程で様々な知見を得ることができた上に、今まで見過ごしていた小さな問題もたくさん解決することができた。

もしかしたら私と同じようなことで悩んでいる人がいるかもしれない。釈迦に説法になるかもしれないと思いつつ、これらの改良の経過と使用感について書いていきたいと思う。

つづく


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