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日本の仮面――芸能と祭りの世界 @ 国立民族学博物館


日本の仮面――芸能と祭りの世界 @ 国立民族学博物館

2024.3.28 - 6.11


もう行く時間がないとあきらめていたけど、滑り込みで駆け込みました。

展示の切り口と内容が、いつも独自路線な国立民族学博物館(以下、民博)の創設50周年記念特別展だけあって、内容もコッテリ濃厚。一生分の仮面を見た。


「人ならずもの」「神格がやどる」など呪術的な意味合いが強い仮面。

能の面や獅子舞など馴染みのあるものから、その土地独自でおこなわれている祭りの仮面など、本当にさまざまな仮面の展示でした。

仮面に合わせてお祭りの映像も流れていたので、実際に使用されているところも見ることができました。鬼のような異形の色・形をしたもの(秋田のナマハゲなど)も「神の使者」だとあらためて思うと、不思議な気持ちに。


神事の仮面から仮面ライダーやプロレスの覆面まで、同じ展示でおこなう民博の懐の深さ。


そのうちドコソコの国の人が鼻かんだティッシュとか集めだす勢いしかない本館にも。広すぎるのと数が多すぎて、展示が入れ替わっていても気がつかないくらいの物量。

民博たのしいよ。


特別展と、常設展で世界旅行をして学割450円。やっす。


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