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[ネタバレ] ミュージカル「刀剣乱舞 ~陸奥一蓮~」考察


ネタバレしますよ。

見るまで内容を知りたくない方は、自衛してください。


今作を単体で見ても大丈夫な内容ですが「江水散花雪」を見た方が話の流れがよくわかるので、まだの人は江水・肥前くんの可愛さにのけぞってくれ!(肥前推し審神者より)



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三日月宗近・鶴丸国永「なにかある確執」

加州清光・蜂須賀虎徹「初期刀組、ミュ初期メン」

水心子正秀「東京心覚で三日月と対峙」

山姥切国広「折れた初期刀を知っている、布んばなのに極のような性格」

大包平「圧倒的ぴかぴか光属性」



・今まで広げに広げた風呂敷を折りめ正しくたたみ刀ミュ第1部 完!!!
・甘い!甘いぞ!これは刀ミュだ!!!地獄ザクザク深掘りするぞ!!!

今回のメンツなら上記、どちらかと思うじゃないですか。


広げまくった風呂敷のほのめかし「なんやカンヤある」を「なんかあった」に解像度あげただけやった。


なんでやねん!!!!!(裏手つっこみ)




出陣先が蝦夷(えみし)と坂上田村麻呂なら「静かの海のパライソ」レベルの地獄確定や。

ここで生きてくるクソでかボイス大包平なんだよね?坂上の宝剣「騒早」の写し「ソハヤノツルキ ウツスナリ」が出陣しない代わりのハレーション大包平なんだよね?…と思っていたけど「騒早」は匂わせて終わった。


なんでやねん!!!!!(裏手つっこみ)




最初から三日月が呼ばれていた「アラハバキ」は東北の神さま。

偶然かもしれないけど3月10日初演で東北の話を描くのは、3.11の弔いもあるのかなと思わずにはいられない。


その東北、平安初期は「(三日月が)経路を開いた」「正規の出陣先ではない」

時の政府も時間遡行軍も、自由自在に過去に遡れるわけではない?この時代になにかあるの?



ミュ鶴丸は、相変わらず偽悪的。

三日月がいない本丸を強くすることに焦っているのか、三日月を本丸に戻せない責任を感じているのか不明だけど、案外やつあたりしているだけかもしれない。


「(三日月を)折るか」
「言われている人数分しっかり死んでもらおうかね」
「約束っていうのは、いつから呪いになるんだろうな」
「(水心子へ)飽きるまで寄り添ってやりな、もう俺にはできないからな」


鶴丸の余裕のなさや、諦めに似た気持ちがあるのがわかる。

ただ、心配しているのか恨んでいるのか、本丸に帰ってくるのを待つのに疲れたのか「三日月を気にかけている」以外の感情や本意がどこにあるのか見えない。



水心子と三日月は「東京心覚」と同じ対峙。

「歴史の流れは大きな川の流れのようなものだと貴方は言った。歴史の流れの中で悲しい役割を背負わされているものがいると貴方は言った。」

「でも貴方が守った歴史は…貴方が守った大河の流れ着く先は…貴方はいったい何を護ったんだ。」


心覚で桑名たちが山吹を植えた世界(放棄された世界)なのか、正史なのか、2205年を指しているのかは今だに不明(なんか教えてよ!)



「江水散花雪」でまんばちゃんが語った「初期刀は折れた」

この時点でミュ本丸に顕現していない初期刀組って歌仙さんじゃんって全審神者は理解しているんだけどさ。


まんば「(冬牡丹の藁ぼっち作り方)昔、ずいぶんと教え込まれたからな」

「新しい刀剣男士が顕現するたびに桜を植えていくことにしよう」
「歌を詠む」
「僕たちは君の愛で咲く花だから」

一人称「僕」・二人称「君」


そんな小話ばかり散りばめなくても「初期刀は歌仙兼定」って明言してよ!知ってる!!!2年前から知ってる!!!!!


ここまで引っ張って、思わせぶり・匂わせというオタクが嫌う言動をしまくってるんだから「折れた」だけで済んでない問題なんですよね?

これを伏線とは呼ばないぞ!!!!!



なにがあったのか清光・蜂須賀も知らないから「阿津賀志山異聞」より前の出陣で折れた。

まんば(隊長)・三日月・鶴丸・歌仙+2振、平安末期「北」への出陣で、まんばちゃんかばって折れた?


だから江水では布んばなのにメンタルつよつよかたくな意地っ張り話をしないんばは、責任の取り方として「自分が折れて問題解決する」って思ったの?それは違うぞ。

そのまんばが清光に「折れるな」と言い、帰還後は無言・無表情で一味もりもり in 夜鳴きそばする図かわいいと共に「弊本丸の初期刀でもあるまんばの成長が…うっ」と涙を禁じえない。


鶴丸の夜鳴きそばには、ニッコニコ天使の微笑み清麿が3本くらい一味入れてるはず。


江水でも夜鳴きそば重要アイテムだったけど、ここでも夜鳴きそば持ってきた。審神者の心を救う、夜鳴きそば。



光の戦士・大包平はうるさいだけじゃなく、自分が思ったことは言葉にするけど押し付けない・相手を尊重する・自分が間違っていたら謝罪するパーフェクトえぇとこのボンボンやあ。



今までのミュの話は独立していたけど、阿津賀志山・葵咲・パライソ・心覚・江水・伊達双騎と話が繋がっている。



三日月は「見つからない探しもの」を探している。

私の脳内で流れ始める、井上陽水御大「うふっふ〜さぁ〜」



水心子「負けたものに寄り添いすぎると、そのうち負けに引きずり込まれるぞ」平将門からの言付けを三日月に伝えるミッション完了(えらい!)




ミュの鍵は平安時代?

最後、三日月が東北の平安時代遍歴を語るとき「平泉」で出てきた子どもは源義経だよね。

平安末期の一大事件は源平合戦だけど「北」への出陣なら、阿津賀志山?平泉の源義経の最後?ここで折れた歌仙さんを戻す方法を探している?


源義経も平将門も真剣乱舞祭で男士たちが彼岸へ送っているから、もう戻って来ないと思っているけど…。

戻ってきたら、元気いっぱい送り届けた榎本武揚が泣いちゃうじゃん。


ミュは「北」へ行く。

「刀」でも「人間」でもない、男士たちの存在自体が此岸と彼岸の間のような感じなのかなと書いたけど、それ玄武じゃん(ノリつっこみ)

真剣乱舞祭で東西(男士)・北(人間)・南(審神者)・麒麟(静形薙刀)やってたね、あれは素晴らしい神事だった。



ミュを通して花を題材に持ち、それでもウテナと歌い続ける三日月は自分の役割が「月」であり「ウテナ」だと。



ミュ審神者「約束は願い」

審神者や鶴丸となんの約束をしているの?



とりあえずミュは少しでもいいから内容の開示と、話を進めてほしい。


本筋のお話は「蝦夷征伐」なので当然のごとく、地獄です。


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