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思考回路のクセを自覚して強みへと活かす

思考回路のクセは自覚できれば武器になるかも、と思った話です。

側から見ればたいしたことがなくても、深刻に捉えて病む人がいたりします。
私は、それは思考回路のクセによるものだと思っていて、ある程度の強度を持つと直すのに時間がかかるし、放っておくとどんどん強化されるものだとも思っています。
そういう意味で私自身は、強烈な思考回路のクセに引っ張られることもなく、それなりに快適に過ごせている、

と、思っていました。

ところがついこの前、バグに近い思考回路のクセが発覚しました。

薄々気付いてたが、特に指摘されるわけでもなく放置していたことが露見された、という方が近いかもです。

そのクセとは、人の話を聞いているとき、無意識に無視することがあるらしいのです。
無意識なので全く心当たりがない。

相槌を打つことが続いたり、その話に対して特に何も思わなかったりすると、いろんな考えごとが頭のリソースを占めて、ついには無視してるらしいのです。

それで私自身困ったことはなかったのですが、相手に不快な思いをさせていたかもしれない。。申し訳ないです。

これはよくあることなのかどうかもわからないです。
自分が話をして無視されてムカついた、という経験があまり記憶にないので。。

妻に指摘されて初めて自覚しました。

ねぇ聞いてるの?と聞かれれば、一字一句とまではいかないにせよ、概要は答えられます。だから抜けてるわけでもない、はずです。

妻は結構真剣に怒っていたので反省しましたが、一方で大人になって自分の思考回路のクセを発見してしまった僕はちょっと嬉しい。

それにこのクセは、なんだか使えそうだからです。
正確には、今までなにかしら機能してたんじゃないかと思うからです。

社会的には迷惑だけど、脳効率的には最適化されている予感というか。精神衛生を保つためのサバイバル術なのかもしれないし。

表向きには相手の目を見て頷く、小さなレスポンスを返すということを意識してみようと思います。
意識すれば多分できると思うので。

一方で、無視しそうな感覚というのも意識して味わいたいと思います。
脳が勝手にやってるなぁ、というのを自覚して、思考があちこちへ飛ぶのを許容したいです。

思考回路のクセってそのまま個性に直結している要素だとも思うので、闇雲に直すのではなく、自覚して方向を定めて育てるという意識を持つとよいのではないかと思います。仮説ですが。

バグ(に近いクセ)をバックグラウンドに持つ個性ってなんか強そうじゃないですか?

冒頭でも述べましたが、思考回路のクセは、ある程度の強度を持つと直すのに時間がかかるし、放っておくとどんどん強化されるものだとも思っています。

自覚しないうちに、回路が硬化して自分ではコントロールできなくなってくると、冷静な判断が下せなくなると思います。

どれだけメタ認知できるかの勝負でもありますが、そうなる前にバグを自覚し、自分自身の思考回路を誘導して強みへと活かすよう努力することを心がけていきます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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