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バックオフィスの矜持とは

矜持
読み方:きょうじ
自信、自負、自尊といった「誇り」あるいは「プライド(pride)」の感情を意味する語。

Weblio辞書

「バックオフィスはコストセンターなりの矜持で働いた方がいいと思うよ」みたいなツイートをいつだか見かけたが、あれは未だに思い出すとなんとも言えない気持ちになる。

はたしてバックオフィスの仕事は、「地味で退屈で利益につながらない仕事」なのだろうか?

「そんなんだったら、何年もバックオフィスなんかやるわけねえだろ~…」
「えへへへへへへへへ~~」

※オードリーのやつ

バックオフィスの仕事を広く見れば、お金や資産の管理をしたり、不必要なコストを見直したり、従業員の健康や安全を守ったり、業務効率や生産性を上げるための施策を考えたり、トラブルを予防したり、間接的ではあるけど利益につながる仕事を担っていると思っている。

形式的に進められがちな上場の準備のあれこれも、一つ一つは会社を健全に運営するために大事なプロセスだ。求められているルールの形式がその業務にマッチしないのであれば、必要な要件をカバーしたうえで実態に合ったルールにしていけばいい。「上場のために」と思考停止せず、しっかり本質をとらえて効果的に運用していきたいもの。上場準備でなくても、慣習的で形骸化した業務があれば迷いなくやめていこうぜと。

自分の人生の大事な時間を費やして働いているので意義のあることがしたいし、関わる人たちに対してもその価値観を持って接したいしやな…

お?ちょっと待ってくれ…

“バックオフィスはコストセンターなりの矜持で働いた方がいいと思うよ”

ちゃんとそれなりの矜持を持っているじゃないか~!もぉ~!

「やった~!!!」

バックオフィスだから利益につながらない仕事だと割り切る前に、まずは利益につなげたいと意識をしながら仕事をするのも大事よな。そういうこと。

最後に

いろんな人を巻き込んでおいて「やった感を出したい」とか言われちゃうと、おいおいってなるよね。絶対に言っちゃだめだぞ!(なんかあった)



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