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演技の相談をもらった。

4月に演出させてもらった「カーテンコール」に出演してくれた天野旭陽くんから、連絡をもらった。演技に関して相談があるとの事。

とても嬉しいことだ。あの時僕が伝えた事は、信頼足り得るものだったのだと実感させてもらえる。有難い。

近況報告から始まって、なんだかんだと1時間くらい芝居の話をした。
東京でオーディションを受けまくっているそうだ。
急激な環境の変化に不安をたくさん感じることだろう。

彼は明るい。人を惹きつける空気がある。
それを忘れず、しっかり出していけば、いつか素敵な出会いがあるんじゃないかって話をした。大事なことは「楽しむ」ことだ。
明るいということは、その反対側には隠れた闇もあるはずなので、その闇もしっかり意識して使っていこうって話もした。

人間は表裏一体だ。普段出しやすい感情が、周りから見たその人のイメージを形作っていくけれど、出していない感情だって存在するはずなのである。意外と意識してなくて、ない事になっている事が多いけど、無意識のうちに生まれている瞬間があるはずなのである。

その無意識をしっかり掴んで使いこなせば、いろんな役に対応しやすくなるはず。そんなことを話した。

技術は欲しがってさえいれば、時間と共に自ずとついてくる。目に見えるものだから、見て、真似して、練習して、いつか自分なりのものになる。
だから、その技術に説得力を持たせるための内面をどう養うか。
こればっかりは、日々の考え、日々の行いがものを言う。

彼の将来が楽しみで仕方がない。

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