読書メモ「春琴抄」谷崎潤一郎

⚫︎三味線の名手で盲目の春琴、
 奉公人として春琴を支える佐助の
 エピソードを第三者視点から語られている。

⚫︎春琴への強い尊敬の念と、
 憧れの気持ちから献身的に支える佐助。
 どんなに厳しい三味線の稽古を
 つけられても、わがままが過ぎる態度を
 とられても。それが揺らぐことはなかった。

⚫︎佐助の思いはあまりにも深く強い。
 “見えない事が幸せである”と、
 盲目の春琴と同じ世界で「見える」喜びを 
 獲得した。

 

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