読書で見つけたこと

最近、文房具にすっかり興味が湧いている。
レターセットやノートを
集めて始めてしまった。 
文具店に足を運ぶのが楽しみになっている。

ツバキ文具店を読んだからだ。
  
「ツバキ文具店」「キラキラ共和国」
そして「椿ノ恋文」。
この3作品の中で、素敵な手紙をたくさん
読ませてもらった。
(作中では送った手紙が再現されている)

代書屋を営む主人公・鳩子が作中で、
手紙を送る相手や内容に合わせて
便箋・封筒・筆記具・切手に至るまでを
じっくりと吟味する。そのさまに
心惹かれたのだ。

自分も、そうして相手や状況に合わせて
道具を選び取る、ということを
してみたくなったのだ。 
 
元来コレクションは好まない性分なのだが..
手元にある桜柄のレターセット、
星空が描かれたメモやシール、
やさしい色あいの付箋。
それらを眺めるだけでも嬉しいし、
使う時も楽しい気持ちになる。

読書は新しい体験へのキッカケを
与えてくれる。
行ったことのない場所へ導いてくれる。

その事実を、現在進行形で体感している。


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