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子供のための資産運用(3):子供名義の”証券口座”

こんにちは、と です。

今回は、子供名義の証券口座を開設する場所「証券会社」についてお話します。

※ 投資をお勧めするものではなく、私の場合を書き残しています。ご自身で投資する場合は、自己責任でお願いいたします。

子供名義の証券口座を開設する時の制約

私が子供のための資産運用で主としているのは投資信託です。

今後、資産が膨らんできたら個別株に移行することも考えています。投資は、手元資金の金額によって選択できる投資先が変わってきます。少額の時は、投資信託など、増えてきたら株や社債、更に増えると不動産など。流石に子供名義で不動産かえるほど資産があったら、お金が増えない悩みよりも別の悩みがでてきそうです。。

さて、いずれにしても投資信託や株などの金融資産を運用するには、まず証券会社で証券口座を開設する必要があります。

子供名義の証券口座を開設する際に、1つ大きな障壁になるのが、

子供名義の証券口座を開設したい証券会社に、親権者が証券口座を開設していること。

手数料の安いネット系証券会社は、上のような制約を設けているところが多いです。そう、親も証券口座を開設している必要があるのです。わりと障壁高いそうな感じです。

日本証券業協会の「証券投資に関する全国調査」(平成30年12月18日)によると、20才以上男女7000人を対象とした調査で

証券会社との取引状況を聞いたところ

「これまでに取引したことがない」がおおよそ80%

日本証券業協会「投資に関する全国調査」(平成30年12月18日)http://www.jsda.or.jp/shiryoshitsu/toukei/data/files/h30/H30gaiyou20181219.pdf

証券業者と取引をしたことがないという事は、証券会社に口座を持っていないと言い換えられます。5人中4人は、証券口座を持っていないということになります。。。

親が証券口座を持っていないと、子供名義の証券口座を開設するのにひと手間かかってしまい障壁となります。もしご自身(親)の証券口座を持っていなく、子供名義の証券口座を開設したいと考えている方は、頑張って手順を踏みましょう。

親(成年)の証券口座開設は、最近は、ネットだけで完結し翌日には手続きが完了し取引も可能となっています。

SBI証券の口座開設の流れ https://bit.ly/2hBlWlV

※手数料的にはネット証券会社と比較すると見劣りする店舗展開している証券会社(例えば野村證券や大和証券など)では、親が口座を持っていなくても子供名義の口座を開設してくれるところもあります。

どの証券会社で子供名義の口座を開設すべきか?

主とする投資先である投資信託のことを考えると、ネット系証券会社から選択することになります。ネット証券会社は商品ラインナップが多い、各種手数料が安いなどの特徴があります。

私は、子供名義の証券口座は、SBI証券で開設しています。

私自身は、SBI証券、マネックス証券、みずほ証券の口座を持っています。そのなかで、なぜSBI証券で子供名義の口座を開設したのかというと、

・SBI証券のWebサイトに慣れ親しんでいること(Web画面の使いやすさ)。

( Web画面の使いやすさ(理解のしやすさ)は、初心者にとって結構重要です。操作が解らなくて途中で放り投げてしまう可能性もあります。)

・銀行との連携しやすさ(迅速な入出金が可能)。

といったところです。


さて、大手ネット証券大手5社は、「SBI証券」、「楽天証券」、「マネックス証券」、「松井証券」、「カブドットコム証券」になります。

すでにご自身で(親が)これら証券会社で口座をお持ちでしたら、その証券会社で子供名義の証券口座を開設してもよいと思います。

なぜなら、これら大手ネット証券会社で取り扱っている、子供のための資産運用向きな投資信託の銘柄は、おおよそ同じで、手数料も似たりよったり。会社を見比べる手間や、わざわざ親の証券口座を別の証券会社で開設して、複数口座の使い分けの手間を考えると、楽な方を選択したほうが運用が長続きすると思います。

一応、各社の投資信託の銘柄数を示しておきます。口座開設の際の参考にしてください。(2019年9月16日現在:各社の投資信託検索画面から検索件数を抽出)

※ ノーロード:販売手数料が無料 (投資信託は、販売手数料以外に、信託報酬料(運用手数料)年1回0.5~2.0%程度、信託財産留保額(解約の時)0.3%程度がかかります。)

SBI証券

2649銘柄(内ノーロード:1335、積立可能:2530)※MMF除く

楽天証券

2642銘柄(内ノーロード:1356、積立可能:2507)

マネックス証券

1180銘柄(内ノーロード:795、積立可能:1107)

松井証券

1046銘柄(内ノーロード:791、積立可能:???)

カブドットコム証券

1118銘柄(内ノーロード:694、積立可能:1069)


銘柄数が多ければ良いという訳ではありません。メジャーな銘柄は、どの証券会社も取り扱っています。

取り扱い銘柄数が少ない証券会社は、証券会社が良い銘柄だと判断して選別したものがラインナップとして並んでいるとも考えられます。

マイナーな銘柄やハイ・イールド債で運用するキワモノ投資信託などを選択したい場合は、それらを取り扱っている証券会社を選択してください。まあ、子供名義の口座で高いリスクをとることはないと思いますが。

投資信託の仕組みと積立の話は次回へ。

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