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子供のための資産運用 番外編:お小遣い用の銀行口座

こんにちは、としおです。

前回は、お小遣い制の資金源に、毎月分配型投資信託の分配金を活用することに触れました。

今回は、お小遣い制用の分配金をどのように子供に受け渡すかについてお話をします。

証券口座からの出金先銀行口座を開設する

以前の記事で紹介した内容の通り、私は、子ども名義の銀行口座を2つ開設済みです。

みずほ銀行は貯蓄用、ゆうちょ銀行は学校関連費用の支払い用と言うように、目的・用途別に分けています。

今回も、子供にお小遣いを渡すように銀行口座を分けたいと思います。

なお、子供名義の証券口座からお金を出金する場合、証券口座の名義と出金先口座の名義が同一でないと出金できないのです。

そのため、また子供名義で銀行口座を開設します。

世の中、色々な銀行があり、どの銀行を選択したらよいか思案しました。

子供名義(未成年)の銀行口座

以下の制約を設けました。

1.コンビニATMをなるべく無料で利用できること

2.15才以下でも口座が開設できること

3.開設手続きがなるべく簡単なこと


1.コンビニATMをなるべく無料で使えること

まず、子供が自分でお金を銀行口座から引き出すことを考えると、窓口利用は考えられず、ATMを使うことが想定されます。

更に、銀行支店などにあるATMは、場所・数が限られていて子供にとって利便性が低いです。

コンビニATMであれば、自宅近くに、セブンイレブン も ローソン も ファミリーマートもあり選び放題です。

そのため、コンビニATMを対象に、無料で利用できる銀行を候補としていきます。

都市銀行系では、コンビニATMを無料で利用するために口座残高を30万円以上に保つやローンを組んだり提携クレジットカードの利用など、子供用口座では難しい要因が含まれます。

そのため都市銀行は候補から外れます。ネット銀行 か サービスの充実している地銀系が選択肢になります。


2.15才以下でも口座を開設できること

都市銀は対象から外れ、ネット銀行かサービス重視の地銀から、未成年口座を開設できる所を探します。

まず、ネット銀行では、未成年口座が開設できる銀行と開設できない銀行が存在しています。未成年でも、さらに15才未満で開設できる、できないが別れます。

以下のページをご参照ください。

1.で設定したコンビニATMの『利用できるコンビニの多様性、利用できる回数』を考慮すると ソニー銀行 か、さらに、自宅周辺のコンビニ事情を考慮すると セブン銀行 かになります。

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以下、ネット銀行のコンビニATM手数料のリンクを掲載します。

楽天銀行は、ハッピープログラムのランクにより、利用回数が変化します。今回の利用目的からすると、一番下のベーシックにあたるのでコンビニATM手数料は無料になりません。

セブン銀行は、セブン以外のコンビニでは利用できない代わりに、セブンイレブンに設置してあるATMはいつでも無料

イオン銀行は、イオン系列店舗(ミニストップ や まいばすけっと)に設置されているイオン銀行ATMであれば無料、それ以外のコンビニは有料

ソニー銀行は、セブン、ローソン、ファミマなどメジャーコンビニが月4回まで無料

オリックス銀行は、コンビニATMで利用するために必要なキャッシュカードを発行してくれないようなので除外します。

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サービス重視の地銀では、以下の記事を参考にすると、東京スター銀行 か SBJ銀行 となります。

幸い、どちらの銀行も私が口座を開設済みで、日々取引があるので馴染み深いです。


3.開設手続きがなるべく簡単なこと

ソニー銀行、セブン銀行、東京スター銀行、SBJ銀行の4候補に絞りこまれました。

ソニー銀行は、郵送での申込になり、本人確認書類は健康保険証のコピーが利用できます。

セブン銀行は、こちらも郵送での申込になり、本人確認書類に健康保険証のコピー と 電気ガス水道などの領収書原本(コピー不可)が必要です。

東京スター銀行は、店舗に行かないと口座開設できません。必要書類に関してはWebのページではわかりませんでした。

SBJ銀行も、店舗に行かないと開設でません。また、親権者、子供ともに写真付き身分証明書があれば、その証明書にもでよいよですが、写真付きがない場合は、プラス公共料金の証明書が必要のようです。


上記の事柄から、どこのメジャーなコンビニATMを月4回まで無料で利用でき、郵送で口座開設のできるソニー銀行で子供名義の口座を開設することにしました。


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