子供のための資産運用 番外編:お金を管理する能力育成
こんにちは、と です。
今回は、小学校4年生と1年生の子供達にお小遣いを渡し、子供達自身がお金を管理する能力を育成しようとする試み第1歩を書き留めておこうと思います。
子供にお金の管理を身につけさせたい理由
社会に出て20年程度経過し、自分だけでなく周囲も観られるようにやっと余裕が少し出来てきました。
そんな時、ふと感じるのは、数字(特に金額)に対する感覚が、人によって大きく異るのだと。
例えば、仕事で普段取り扱っている数字が10万円単位の人、と 1000万円単位の人では、数字に対する感覚が全く異なります。
「小さな数字”しか”扱えない人」や「小さな数字から大きな数字まで”器用に”取り扱える人」「大きな数字を小さな数字の感覚で取り扱う人」などなど
数字を取り扱うにもスキルレベルがあるようです。
誰しも いきなり大きな数字を上手に取り扱えるわけではなく、小さな数字を取り扱うレベルから修行が始まります。
大きな数字を上手く扱えるようになるかは環境(誰と仕事をするのか、どんな規模のしごとをするのかなど)しだいです。
いずれにしても大きな数字を取り扱う前に、小さな数字を上手に取り扱えるようにならないといけません。
子達には、将来、数字で困った事(例えば詐欺とか、破産とか)にならないように、今から鍛えておきたい。
お小遣い制度
そこでまずは、お小遣い制度を導入することで、数字の感覚を身に着けさせたいと考えました。
子供のお小遣い制度に反対派も存在しているようです。
・お金の本質として、労働の対価としてお金を手に入れる感覚を得られない
・労働なしのお小遣いは「次は何を買おうか」とう物欲に支配される
というのが主な理由のようです。
私はお小遣い制度賛成派です。
労働の対価としてのお金の感覚は、お小遣いとは別で切り離して考えればよいと感じます。お小遣いはベーシックインカム的な取り扱いと考えます。
最近、私は娘からピアノを習っています。これが厳しい先生なのですが、1レッスン30分で100円支払っています。
物欲に支配されるのは、まずは無駄遣いして痛い思いをすれば学びます。人間は失敗から多くを学ぶのです。そこからお金の大切さを学べます。
さて、お小遣い賛成の理由ですが、それは私の子供の頃からの経験から判断しています。
私は、小さな頃から、お小遣いを貰っていて、お小遣い帳(懐かしい)をつけて管理していました。小学校低学年の頃は、数百円、高学年になると、500円~1000円、中学の頃は数千円。その他、お年玉も自分で管理していました。
1ヶ月のお小遣いで買えない物があれば、計画的に数ヶ月貯めて購入していました。
この頃は、管理する金額も100円単位、MAXでも1万円位までです。
高校生になると、所属していた部活のお金管理も任されるようになりました。
私が所属していた部活は、学校から40万円程度の活動補助費が割り当てられていました。その他、部員から試合や合宿の費用などを1人年4万程度集めていたと思いますので、部員30名程度いると学校からの補助費も合わせ年160万程度を取り扱っていました。今考えると恐いですね、高校生1人で管理(学校とのお金の授受や大会費用の集金や大会主催者への参加費の郵送など)していたのですから。
大学生、社会人となるにつれ、取り扱う金額も大きくなっていきました。
徐々に大きくなったことで、このレベルでは、どの細かさまで見ればよいかなど、数字を取り扱う感覚を身につけることができました。
子供達にも、同じ様に学んでもらいたいと思いお小遣い制度を導入に動き出しました。
運用でお小遣いを捻出
私の稼ぎのなかからお小遣いを出すのは嫌なので(1000円渡すとして年12000円✕2名 がサラリと出ていくのは感覚的にいやなのです)。
そこで、得意の?運用で子供達のお小遣いを捻出しようと仕組み作りに乗り出しました。
何にどれぐらい投資したのかや子供への受け渡し方法などの仕組みはまた次回
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