見出し画像

楽しむためには

「楽しむためには準備が必要」

が我が家の合言葉です。

息子も来年の春から中学生。

さて、どんな息子かはさておき、

中学に向けて、これはできた方がいいことを紹介していきます。

算数は数学へ…

まず、四則演算を完璧にすること。

四則演算とは、

たし算、ひき算、かけ算、わり算

整数だけでなく、小数・分数でも。

数学が苦手になる原因の1つに「計算力」がないことがあります。

そして、「量感」を鍛えておくことです。

計器を使わずにある量の大きさの見当をつけたり,ある単位で示された量が実際の物でどれくらいの大きさになるかの見当をつけたりするための,およその感覚を量感といいます。

例えば、分数。

まず、半分(2分の1)より大きいか、小さいか。

正解は


例えば、角度。

まず、90°、180°と比べてみる。

正解は


いかがでしたか?

「量感」があれば数学が得意ということは言いきれませんが、

「計算力」があって、「量感」がある人は「数学」で困っていないと思います。

文章題や図形の問題で、

「数直線」などの図に置きかえたり、仮説を立てるときに「量感」が必ず役に立ちます。

上級生ならわかるかもしれませんが、

・面積が等しくなるとき

・長さが等しくなるとき

など、だいたいの目安が必要になる問題があります。


授業でノートをとるときも「量感」は大切です。

どれくらいの図を書いたり、どこに書けば

「『後で』見直すときに、わかりやすいか」

という、だいたいの見当をつけながら記入できるか。

勉強ができる人のノートが見やすいのは、「量感」があるからではないかと思います。

字の丁寧さも「量感」によるものではないかと思います。

「後で」を考えているかどうかという時間的な「量感」があるか。


それでは、「量感」はどのように付けるか?

「量感」は身近なもので身に付ける。

例えば、お家の人の車に乗りながら、

・自動車の速さの表示を見て、だいたいの時間や道のりを考えたり

・一緒に買い物に行って、100g〇〇円の肉を250g買うときにだいたいの値段を考えたり

・だいたいの税込み価格、税抜き価格を考えたり

そして、そのための「計算力」。

時間的な「量感」を考えて行動できることも大切です。

・何にどれくらいの時間がかかるのか。

・どうやって時間を作るのか。

つまり、ボーッと生きない、ということですね(^^;)


小学6年生が中学進学まで4か月あります。

楽しむために、どんな準備をしていきますか?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?