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決める

塾で指導していて、成績や学力が急に伸びる塾生が現れるのですが、(事実)

そういう人の共通点は何なのか考えてみました。(抽象)

それは、

今まで言われてから行動していた人が、
言われないでも行動できるようになった瞬間がある
ことでした。

逆を言うと、

言われてから行動している人は、伸びない。
ということです。

具体的な行動だと、

僕がいつも言うことって10個くらいしかないのですが、

・宿題の提出日を守りなさい。

・字を丁寧に書きなさい。

・英語の色分けをしなさい。

・途中式を書きなさい。

くらいしか言ったことがないです(^^;)

あ、4個でした。

これらを言われないでできている人は成績が伸びています。

これは、問題を解くときも同じで、

・補助線を引く。

・何がxかを決める。

・等しい関係を探す。

・規則性の問題で表を書く。

・空間図形の問題で投影図、面の図を書く。

というような答えを導き出すときの行動を言われる前にすること。

これは教えて身につくものではなく、

「自分で決める」ということを繰り返すことで身につくものです。

勉強というものが一般的に、

「わかる」が「できる」になる、というような感覚だと思いますが、

実際には、

この「決める」が、「わかる」と「できる」の中間に必ず存在します。

世の成功者で、「他人が決めたこと」を続けている人はいません。

自分の意志で「決めた」経験がある人は強い。

世の中が豊かになり、勉強ができなくても成功できる時代が来ていると思います。

ただ、その「成功」とは、「決める」ことを繰り返すことによって生まれる。

勉強は「決める」ことを割とリスクが低く練習できる一面を持っていると考えています。

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