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効率の良い勉強方法

よく、「効率の良い勉強方法」を聞かれるのですが、

「効率の良い」という意味が、

「楽して」、という意味なのか?

「すごく成績が上がる」、という意味なのか?

「エビングハウスの忘却曲線」というものがあります。

時間が経つにつれ覚えたことを忘れてしまうものを数値化したもの、と言われています。

この曲線と100%の差が「完全に記憶するまでの負担」と捉えたほうが良さそうです。

ですから、短時間の場合には反復的な学習を行い、

次の授業までに授業のノートの確認をして、

1週間以内に宿題の提出を行う。

すると、このようなデータとなって成果が表れます。

「効率の良い勉強方法」とは、

「いかに忘れないか」ということ。※「いかに」とは「どのようにして」という意味。

たった1週間で、完全に記憶するまでの負担がとても大きくなる。

その負担こそが「非効率」です。

そして、定期テスト。

出題範囲は前回のテストから1か月の範囲。(それ以上の学校もありますが…)

エビングハウスの忘却曲線では、

仮に2週間のテスト勉強でも、テスト当日までに2週間前に学習したことのほとんどは覚えていないということになります。

「いかに忘れないか」

「忘れない」はできない。

人間は「否定形」の行動はできないからです。

それを「~する」という行動に置き換える。(言いかえる力

それを決める。

そして、続ける。

まずはそこから。

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