見出し画像

“自分 ver.A.C.”④:行政書士はiPadで仕事ができるか?

Apple社製品にはずっとお世話になっていて、宣伝文句じゃないけれどホントに暮らしを変えてもらったなぁと振り返って思う。

画像1

中でもMacBook12は2015年から、仕事でも無人島キネマでもほぼ全て担ってくれたし、大きさ、重さ、デザイン、何にしても優れた名機だと思う。そんなMacBook12もそろそろバッテリがヘタってきた。“PC年齢”は5年ならもう老齢と言ってもいいので、名機に長生きしてもらうためにはそろそろ現役を退いて“管理職”に就いてもらうのがいいかなと思ってた。

画像2

そんな折、iPad Proの2020年版に加えてMagic Keyboardが発売された。「iPadがほぼノートPCみたいに使える!」という噂に心が躍った。半月くらい、自分の仕事や趣味や暮らしのデジタル環境がiPadで運用できるかどうか、検証した。

画像3

概ね行けるかなというところで、最後まで心配だったのは図面作成だったんだけど、『コンセプト』というアプリでなんとかまかなえそうという結論に至り、iPad Pro11インチ・Magic Keyboard・Apple Pencilの3点セットを、無利息がありがたいAppleローンで発注した。

画像4

3点セットの到着を待つ間、iPhoneX-Maxを下取りに出して、iPhone SEに買い替えた。iPadを持てばiPhoneX-Maxはオーバスペックになるから、iPhoneは最低限のものでいい。X-Maxの下取り価格とSEの購入価格がほぼ同じだったので、もったいない気はしなかった。それより何よりSEの小ささと軽さが嬉しい。iPhoneは6以降ずっと大きいやつを使ってきたので、「小ささ軽さも大事な機能」ということをずいぶん久しぶりに実感した。背面にポケットステッカーを貼り付けて免許証やカギを入れたら、ちょっとした外出はコレひとつでOK。

画像5

というわけでiPad Proをメイン機に、MacBook12は後方支援、どうしてもWindowsじゃないとできない業務用のWin機(キーボード分離可モデルなので、壁掛けボードに設置して普段はYouTubeやプロレス観るときのディスプレイに使ってる)という構成が、僕のガジェット環境ver.A.C。

実際iPadで行政書士の仕事全てをまかなえるか?と言ったらかなりキツい。「無理ではない」とはいえ、ファイルの取り回しとか、プリンタやスキャナとの連携設定は「まだまだ甘い」。でも新しく拡がる可能性は、それらを補って余りある期待がある。

この環境の更新によって、今現在の仕事は倍くらいの時間がかかってる。新しい操作に慣れるまでの一時的な非効率。でもこの一時的な不便が、これまで当たり前に思ってた仕事の手順を見直して、さらに効率化するための転機になってると思う。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?